Diary June, 2007

 

01日Fri.

六月。 修論は取り敢えず、今までのまとめとIDL->WMAP,AKARIを見越して動く。 具体的な課題については、上記の作業と並行して考える、 ・・・で良いのか?

イギリスのCMB polarization観測プロジェクトにCLOVERというのがある。 詳細はこれをを見てもらえれば良いが、 当然最終目標はB-modeである。 ここに共同研究者(そういって言っていのか?)が行って色々聞いてきた。 予算は$3Mとのこと。やはりB-modeを狙うにはこれぐらいが必要か。

以下アドバイス的なもの

  • cloverは地上の実験だが、バルーンの意義はある。バルーンで2週間が地上の1年といい勝負という感じがする。
  • これから独自なものを目指すなら、北半球でデータをどこかで取るということ、インターフェロメータを追求するということの2点をsuggestしていた。
  • 今年ESAにCMBP satelliteのプロポーザルを出す予定。だが、たぶん蹴られるのでは、といっていた。地上でBモードが見えてからじゃないと難しいかも、といっていた。
  • B modeが地上でちっとも見えてこない場合の保険として、SZが大事だと思う。
  • Foreground測定のコンソーシアムをつくった(つくりつつある)。

考えたこと

  • 何れも興味深い。MuFTの広帯域の利点をフルに活用するにはバルーンがベスト。
  • MuFTはまったく新しいタイプの干渉計である。
  • PLANCKの次は、地上でB-modeが見えてこないと無理なのか?
  • SZは保険ですか・・・。SPTやACTなんかはSZ主体ですね。
  • FGの詳細を調べる必要があるのは常常から思っていることです。日本でできないかな?

このイギリスにいった方はKEK(高エネルギー加速器機構)の方なのだが、 素粒子分野からCMBに興味を持ってくれる人が出てきたのはとてもうれしい。 個人的にはMuFTに限らず、一緒にやっていけたらと思っている。 「でんぱ」の(な)人たちははCMBに興味持ってくれないからな、日本は。

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02日Sat.

IDLを一日中いじっていた。 なんとなく感じが掴めた。 言語というよりは、gnuplotとかに近いのか。 PGPLOT,ROOTとか。 必要に迫られているので、勉強にも自然と力が入ります。

今日は疲れたので・・・、でも現在あまり眠くありません。

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04日Mon.

土曜は結局28時頃まで起きていました。 そのせいか日曜は半日以上寝てました。 夕方から活動開始で深夜まで、という最悪のパターン。 そして今日は午後から出勤・・・。 駄目ですね。

今日も一通りIDLに触り、HEALPix、WMAPのライブラリなんかもいじった。 ひとまずILCからC_lを計算させてます。 上手くいくでしょうか? 解像度落とす方法が分からないので、Npix=3145728という大きな数で計算してます。 いつ計算が終わるのでしょうか?

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07日Thu.

5,6日と体調不良のため、更新できず。 昨日は午前中は復活したものの、午後はばてる。 薬を飲んで安静にしていました。

今日も若干不安が残るものの大学へ。 薬のおかげでどうやら生きながらえました。

いつも思いますが、一人暮らしで病気になると身体的、「精神的」にとても参ります。 願わくば、明日の私が今日の私よりも優れた人間でありますように

C_lの計算はどうやらうまくいかないようです。勉強し直しです。 というかNpix=3145728じゃ、そう簡単に計算は終わりません。 もう少し、気合を入れてIDLにあたります。 そこで学習課程の記録として、IDL覚書を充実させると。

IDLはやはり便利だと思います。そして、天文をはじめ様々な分野で広く使われています。 でも、商用ソフトなんですよね。 freeのIDLとしてGDLも開発されているのですが、やはり本家には敵わないのではないのでしょうか? 開発会社がソースを公開しないで潰れたりすると大変なことになります。

また、日本で買うには代理店を経由しなければならないのですが、 たいした日本語ドキュメントもつかないのにも拘らず、ぼったくりです これはどうにも。個人ではとても買いません。

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有名な写真。 「鳥がネコを捕まえている」のではなく「ネコが鳥を捕まえている」。


08日Fri.

引き続きIDLの学習に励む。 だんだん慣れてきた。使いこなせるようになるのは時間の問題?

配列と行列の違いが厄介に感じられる。 自分はベクトルは(m,1)行列だと理解している。これは一般に列ベクトルといわれる。 この転置が行ベクトルで(1,n)行列。(これはどちらでも良い) 一方配列を定義するとき、arr1=[1,2,3,...]とするとこれはArray[n]=Array[n,1]で行ベクトル。

私の理解でのベクトルはarr2=[[1],[2],[3],...]でArray[1,n]となる。 また(m,n)行列はArray[n,m]となる。

arr1 ## arr2 -> スカラー
arr2 ## arr1 -> 行列

配列の順番は(x,y)の座標での理解から来ていると思われるが、 配列を行列(テンソル)で考えるとその対応が違ってくる。

AKARIは来週月曜日、お客さんは水、木曜日なので忙しくなりそう。 来週が終わると六月も半分が終わるのか。 IDLの勉強もそろそろ終わりにして、実際の解析の練習に入らなければなりません。

AKARIの作業も始まりそうだし。

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何だ!?

ネコは我々人間が見ていないところでは、二足歩行しているに違いない。


11日Mon.

東大の土井さんとAKARIの今後について話す。 なかなか難しい状況ではあるものの、我々(CMB)の要求精度でマップを書くのはどうにかなりそうのようだ。 簡単ではないのは変わらないが。

積分型検出器を使っている為、基本的にはその差分をとり傾きを求めることで、入射したエネルギーを出すことができる。 しかし、検出器の特性が、この積分により変化する。 つまりある時の感度が、それ以前の観測によるのだ。この為、感度補正がかなり厄介。

それに高エネルギー宇宙線が入ってくると励起することで感度が一時的に不安定(良くなってしまう)になってしまったりする。 これを、一分ごとに参照する較正点源による感度を参考にキャリブレートする。

そろそろ夏の学校の参加申し込みをしなければなりません。 色々と調べてのですが、新幹線で行くのが無難でしょうか。 行くまでに疲れてしまっては元も子もないので。 そうすると、三万+四万-二万=五万の出費になる予定。ま、しょうがないでしょうかこの出費は。 誰か車でいかなのででしょうか?林カーは今回は無しでしょうか?

そんなこんなで、13日の準備をしようとしたが、時間がなくなってしまった。 宇宙論・CMBに詳しくない方もいるのでFGだけを集中的にやることにします。 それでもおなかいっぱいな量になるかと思います。 身内に話したときも、temperature and polarizationで三時間は越えたので。

近頃(というかずっと)生活が荒れてます。どうにかしなければ。

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飛行機で行くのは流石に高いです。


12日Tue.

先ほどからずっと懸案であった、WMAPのデータ解析について活路が見えた。 といってもIDLで球面調和関数を使うとl>150でおかしくなるといった程度のものだが。

どうにもならないので、今朝の早朝四時に小松さん(テキサス州在住に)メールをして、 床に就く少し前五時半にメールを受け取りました。

結論から言うと、IDLでは球面調和関数展開はやらないということだろうか。 「anafast」というHEALPixのプログラムを使う。 MAP自体をいじるFG除去のようなことはIDLでやるが、それが終わった後のMAPからC_lを計算するには、 anafastなり外部のソフトを使うということだろうか。

IDLにはもっとがんばって欲しいとは思うのですが、高望みでしょうか? たかが「数十万」のソフトですから・・・。

明日、東北大学で「新しいCMB偏光観測をめざして」という会合を開きます。 奮ってご参加してもらって・・・良いのか・・・? 自分に割り当てられた時間は一時間なのだが、無理のような気がしてきた。

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よぉ!


14日Thu.

昨日今日は、東北・KEK・理研・東工大合同のCMBミーティングを行った。 世界の情勢を考えると、日本は進んだことはやっていないが、 国内に点在する技術・頭脳を集めれば日本でもCMB観測ができるのでは、と感じた。

今まで、日本でCMBの観測が計画されなかった一番の理由は、 その波長帯である電波の人が、まったく興味を示していなかったからではないだろうか。

今回は、電波とはまったく関係ない人間が集まり、アクティブな組織を作ろうかという機運になっている。 光栄することで、自分でも何らかのコントリビュートができればと考えている。

今回は自分はWMAPのthree-yearの解析・結果のことを話した。 素粒子の人たちにとって、WMAPの論文は、天文の知識が無いため、読めたもんじゃないそうだ。 今回この橋渡しができたので、とてもいい仕事ができたと思う。 修論で自分の手でいじろうと考えているので、自分がよく理解していなければいけないのは当然のことだが、 こういう場所で役に立つのは苦労して読んだ甲斐があるというものだ。

こういう話をするときには必ず話題に出るのだが、 最終的なCMB polarization計画はCMBPOLは結局どうなるのだろうか。 技術等現在模索しているのは確かである。 しかし、予算獲得を積極的に組織的に行っていない (アメリカのグループ。WMAPをやったグループ、WMAPに敗れたグループ、独立な干渉計を使おうとしているグループ) らしい。

JWST後にLISAなんかが立候補をして他と戦っているが、この段階でCMBPOLが選ばれることはありえないそうだ。 なのでPLANCK以後の衛星CMB観測は二十年程度無くなる予定である。

ちなみにシュパーゲルによれば、PLANCKは来年の七月に打ち上げ予定だったのが順調に延期され秋頃になるとのこと。

自分としては博士は行く予定である。 一方この計画はかなり「長く」なることは必至なので、いつかはひとり立ちしていかなければならない。 そしてさらに、十年、二十年先を考えたとき、CMBだけをやっている訳にはいかない。

今日は最後に呑んだのだが、初めてこんなにホヤを食った。 不思議なもんですね、ホヤってやつは。 人生の先輩がた話をすることはとても有益です。 海外に一度出るべきだと進められました。やっぱりそうなのかと。

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メガンテ!!!!!!!!1

  • MPが足りない!! -- room805? 2007-06-15 (金) 21:16:48

15日Fri.

今日は起きたら15:00だった。 あまり集中できずしょぼーんな一日になってしまった。

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後ろ!後ろ!


25日Mon.

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近頃、大学院生という自覚が薄れてきている。 それが祟って、怠けがちになってしまっている。 大学院生は「学生」ではなく、「研究者(見習い)」だと頭の中では分かっていても、 学生気分でその日その日を過ごしてしまっている。

そしてこの自覚に限らず、 二度寝、暴飲暴食、徹夜、現実逃避、引き篭りと自己管理ができていない。 こうなってしまったのはいつからだろうか?

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二度寝は物心ついた頃から、 暴飲暴食は・・・生まれた瞬間以外、 徹夜は高校の試験勉強から、 現実逃避は大学入ってから、 引き篭りは学部後期から大学院にかけて。

この日記を始めた一ヶ月は、これらのことは排除した生活を送ることができていた。 しかしそれ以前は・・・。 M1の頃は、毎週のゼミに追われていた為、何とか自分に厳しく生活することができた。 が自発的では無かった。

院試勉強も結局は一ヶ月かそれ以下。

学部の頃も、ゼミが数個の講義・レポートに変わっただけで、同じような状況である。

高校に遡っても、部活に精を出していたわけでもなく(一様は体育会系だが)、 唯、テストでいい点をとり、順位を維持するため勉強に励んでいた(大きな目標として研究者になりたいと思っていたの事実)。

こんな風に振り返ってみると、自分に行動原理・モチベーションの有り所が自慢できるようなものではないことが分かる。 いい言い方をすると、そのときそのときの最善を尽くしている、ともいえなくも無いが、 それは結局のところ「場当たり的」な対処である。

こんな自分が、 一ヶ月、二ヶ月・・・、一年、二年、・・数年のスパンで何かをやるといったことができないことも、 なるほど納得がいく。

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ではなぜ今までこれらを改善してこなかったかというと、改善しなくても何とかやっていけたからである。 学業に限って言えば中・高と成績はよかったし、これのおかげで「推薦」で高校・大学は入学できた。 (推薦は一発勝負の入試より、こつこつと勉強する必要があるのだが・・・。でも当時そんな自覚を持ってやっていたかというと・・・思い出せない) 大学では天文教室に入れたし、賞ももらった。 今だって(自分としては)それほどひどい状況であるとは思えない。

この長年の「なんとかなる」経験が、すべての現況である。 でも「なんとかなる」は所詮なんとかなるで、それ以上ではない。 これから上を目指すにあたって、この「なんとかなる」では「どうしょうもなく」なってしまうのは明白である。

過去に戻ってやり直したいと思うのは人間の常であるが、これは以下の通りだ。

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最も差し迫った問題かつ有る程度の長い期間で考えなければならないものは修士(博士)論文である。 これらを「なんとかなる」以上で仕上げるためにも、現況を打破すべく邁進して行きたい、 と威勢良く言うのは簡単だが、これを如何に実行するかは、今までの自分を省みれば容易なことではないことはすぐ分かる。 そこで過去の成功事例、規則正しい生活、早寝早起きを実行するのが何事においても吉であると思う。

いろいろと書いたけれで先ずは早寝早起きからです。 それではお休みなさい。

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26日Tue.

取り敢えず早起きはできた。 これは最低限。今後も続けて生きます。

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今日生活していて気付いたことは、 集中がとけたときの休息の入れ方が重要であるということ。

大学に遊びに行っているわけではないので、 先ずはまじめに机に向かって勉強なり研究なりする。 しかし悲しいかな、人間が集中できる時間は決して長くない。 自分の場合、1-2時間程度。徹夜しているときは、もっとやっていても気にはならないが、 これは半分ぐらい意識が飛んでいるから。(妖精さんのおかげ)。

集中が途切れると、効率が落ちるので何らかの気分転換をしてリセットしなければならない。 このリセットの仕方で、次の集中できる期間の質が変わってくる。

近頃よくあるパターンは、

  • メールチェック
  • ネットの世界をさまよう
    • ニュース(意味も無く頻繁に。休憩ごとにチェックするほどのことでもないのに。)
    • 掲示板(2ch or /. 有益な情報もあるが、時間の無駄もある。休憩ごとにチェックするほどのことでもない。)
    • blog(過去に面白いと思ったblogをチェックしていたら日が暮れてしまう。)
    • 「ネットは広大だわ・・・」
  • 音楽を聴く
  • 飲食(コーヒー、お茶ならいいが、感触は?)
  • 外の空気を吸う(最も単純で効果的。ストレッチと併用すると○。道にそれにくい。)
  • 寝る(三十分以上は危険) といったもの。 無駄が多いことが分かる。

特に、ネットの世界をさまようのは、失う時間も多いが、なかなかやめることができない。 これを最小限に抑えられれば、実働時間を長くすることができるはず。

例えば今日は朝の六時に家を出て七時前に到着。 夜の十時ちょっとっと過ぎに帰ってきたので、 十六時間大学にいたことになる。食事等で二時間弱とられるとしても、 十四時間机に向かう時間が有ったはずである。 これだけ有れば何でもできる気がするが、実質的にやったことはこの時間に見合うものかというと定かではない。 感覚的には数時間規模で時間を無駄にしている。

今後はこの点に注意を払い、質の高い時間の過ごし方をしていきたい。

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27日Wed.

AKARI meeting02を終え、具体的な作業に入ることに。 先ずは簡単な前処理をし終わった(RA,Dec,intensity)データをマッピングするプログラムを書くことに。 このマッピングするプログラムを書いてから、前処理---本格的にキャリブレーション等---をする箇所を書いていく。

解析用にもらったデータは、まだ一般には公開されていないものである。 それになんといっても「衛星」観測で得られたデータである。 どきどき、わくわく(でも取り扱いには注意)。

昨日言ったことを守って、ネットの世界を彷徨うようなことはしなかった。 今日はさらに話題を進めて、集中の仕方について考えてみたい。

一般に机に向かって作業をするとき、それは文章を読むか・書くか計算するかだ(今の自分)。

文章を書く・計算をするときは思考->表現で実現される。 今の目的は表現することだが、表現するためには思考する必要がある。 思考するには意識を対象に集中しなければならない。 よって、書く・計算する行為は必然的に意識を集中させる。

一方、読む場合は視覚情報->言語化(頭の中で声を出して呼んでいるという意味ではない)->理解という過程を経る。 (文章を書く・計算するは思考を言語化して行っている) 理解するために読むのであるから、これも必然的に意識を集中させることになる気がする。 が、現実には視覚情報->言語化の箇所が足をひっぱり、自分はそうなってない。

論文、テキストを読むとき、意識していなくても頭の中では、早く先に進みたいと考えてしまっている。 その為、視覚情報を処理することだけに意識が行ってしまい、理解が疎かになってしまう。

これが例えば小説などであれば問題にはならない。 入試ではないのだから、それぞれの文章が一体何を意味していることを精読する必要は無い。 必要なのは雰囲気や流れといった感覚的なものである。 このため割と直感的に視覚情報->理解ができる。

しかし論文など論理的な文章は違う。 一行前の分が理解できなかっただけで、以降の分がまったく理解できなくなってしまうようなことがある(ちょっと大げさ)ため、 逐次視覚情報->言語化->理解の作業を行わなければならない。 なので集中しなければ読めないのである(読んでいることで集中することができるのではない。)。

以前に速読の本を二冊ほど読んだことがある。 一つの本のやり方は、視覚情報->理解する訓練をするというものだった。 この結果、眼球を動かす速度でリミットするような読書スピードになるらしい。 もう一方は、真の速読とは速く読むことではなく、効率的に理解して読み進めていくことであると考え、 一行一行じっくり理解して読み進めて行くというものだった。

私は後者の方がいい。前者の方法で論文を読めるとは思えない。

自分にとって最も適した読み方は、先をあせらずじっくり文書を追っていく方法だと考えている。 これにより集中度もまし、効率も上がるというものである。

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ところで、今週の金曜日か土曜日(日曜でもいいが)に「時をかける少女」の上映会をやろうかと思っているのだが、 見たいといっていた人たちは都合はどうなのだろうか・・?

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あずまきよひこ.com

  • この絵はまさに

    ⊂二二二( ^ω^)二⊃ぶーん

    ですな。
    金曜、問題ないでつ。(`・ω・´)シャキーン -- room805? 2007-06-28 (木) 01:26:54
  • じゃあ、夕食が終わった頃から開始しようかな。 -- chinone 2007-06-28 (木) 23:33:39

28日Thu.

昨日の話しをさらに進めて、集中しているときの状態について考える。

集中して読み書きしているとき、目はその作業を追っている。 では手足はどうなっているだろうか?

足は組んでいたり貧乏ゆすりしていたり。 そして手。筆記用具を持っている右手は比較的安定している。 何も持っていない左手はどうなっているか。 この左手の状態が、自分の集中の指標になっている気がする。 本当に集中しているときは動かない。本当に動かない。 少しでも注意散漫になっている、式が導けなくどうにかしたい(必ずしも集中していないわけではない。)、ストレスが溜まっている状態では、 頭を掻いていることがよくあります。掻くというよりは小指で頭皮をいじっている感じ。

どうしてこんなことをしているかというと、当の本人も分からない。

ただこのような「無意識」の行動は、心理学においては内面を表現する典型だといわれている。 だからそれ自体の直接の意味や,それぞれの行為の個性は重要ではない。 「連動」して動いたということに意味がある。 「連動」しているということ,「連動」する行為であることに意味がある。

曲がりなりにも集中して作業をしようとしているので、 当然頭をフルに使おうとしている。 この頭を使う=思考すると連動して頭を掻く動作が行われているのだと思う。

金田一耕助が推理をするとき、何かひらめいたときに頭を掻き毟るのも、これの一種だったとかなんとか。

自分としてはこの頭を掻く行為をよろしく思っていない。 頭を使っているときに無意識に何かしてしまうのは仕方が無いとしても、 この頭を掻くのはなんとなく見てくれも悪いしやだ。

そこでこれを防止するためにハンドグリップを盛っていたりしているのだが、 今とてもほしいものがある。 それはボケ防止に使う二個の金属球。胡桃もよく見る。 これがほしいです。なんていうのだろう。 これを左手にもって、ぐるぐる回してみたい!?

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29日Fri.

AKARIのデータ解析、WMAPのデータ解析で修論を書くつもり。 そこでやらなければならないことを列挙してみる。

  • CMB→まとめるだけ
  • WMAPデータ解析
    • WMAPの理解→これは大体問題ない。
    • WMAPデータ解析のためのIDL→これから
    • WMAPデータ解析のためのHEALPix→これから
  • Dustの効果についての系統的な理解→これから
    • AKARIデータ解析
      • AKARIデータ解析のためのC++→これから
      • AKARIデータ解析のためのFITS→これから

多くの項目が未来に依存している。 こう見ると、自分は研究する段階ではなく、研究するためにスキルを身につける段階にあることがよく分かる。 それでも研究はしなければならないので、 スキルを身につけながら実際の研究を進めていかなければならない。

時間に余裕は無い。

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上映会は明日に延期。今日に限って教員の方々が遅くまでいたので・・・。


30日Sat.

六月最終日。

六月は「特に」不真面目でした。 でも、最後の一週間だけまともな生活であった。 不真面目な生活とまともな生活とを比べると、後者の方が充実していたし楽しかった。

不真面目な生活は、引き篭ってアニメ見てたりゲームやってたりネットを彷徨っていたり。 趣味・楽しいことをしているはずなのに気分は次第に鬱になるのが常。 これはアニメ、ゲーム、ネットが悪いんではなく、時間も決めずにだらだらと時間を浪費しているということが原因。 テンションが下がり、悪循環。

遊んだり引き篭ったり(「ちょっと」家にこもっていろいろと考える)するのは悪くない。

自分はアドレナリンの分泌に異常があるのか、良くも悪くも一度手をつけたことをなかなかやめられない。 (数日、数ヶ月とかではなく、1時間,2時間,...とか)

大学で徹夜をしてしまうのはこの典型。 あと少しがんばれば、いや駄目か、でも・・・。 後一行、でもこの一行が終わるとさらに。 (半分ぐらいは妖精さんの仕業かも)。

ゲームやってたり本を読んでいても同じ。 先はどうなっているんだ。ここでやめられるわけが無い!?と思う。

ネットを彷徨っていても、次はこれ、その次はこれ、っとなかなか離れられない。 (wikipediaで一度興味のあるカテゴリに入ったら最後・・・。)

こんなことは多かれ少なかれ人間誰しも経験することだと思う。 他人になることはできないから分からないが、自分はこの度合いが人よりはひどいと思う。

確かアドレナリンの分泌異常はれっきとした病気だと記憶している。 先にこれではないかと書いたが、多分違う。 単純に意志が弱いから。 意志が弱いから、もうちょっとだけ、まだ、となる。 (短期的に見れば)勉強に関してはいいのかもしれないが、徹夜した結果、次の日がパーになってしまったら元も子もない。

強い意志を持って作業をやめ、次の日に備えるのが吉。 そして早寝・早起きする。朝の早い時間からのアドレナリン分泌異常ではさすがに夜までは続かない。 それでいて集中力は上がっている。

やっぱり早寝・早起きはすばらしいということで。

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「時をかける少女」のワンシーン。シュレーディンガーの猫。 多世界解釈。絵を未来へ。