Diary December, 2008

 

[シカゴ滞在43日目] 01日Mon.

12月突入。

昨日の荒れた天気は、雪へと変化していた模様(これは帰り):

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明日の会議に向けて作業をしていたら、ボスが「Hi, 調子はどうだい?」といってきて部屋に入ってきた。 何とかかんとかして現状を説明。 ボスは結構鋭い(細かいとも言う)質問をしてくるので、気が抜けない。

一通り議論が終わった後に、ボスが「明日はこの話をするのか?」と振ってきたので 「・・・Yes, of course!」(勿論なら、最初の沈黙は何なんだ!)と。 ボスは「Good!」と一言。・・・・今日は死ぬ気でレポートを完成させます。

夕食:(またかよ・・・というのは無し)

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  • Yahoo! BB、2段階定額制のホワイトプラン
    ・毎月「ソフトバンクからのお知らせ」というメールが送られ、1通30MB程度のpdfが添付されている。
    ・スパム業者にアドレスを売ってスパムメールバンバン。
    ・毎週、特にアップデートもないのに接続ソフトの自動更新(1回20MB)が行われる。
    ・接続ソフトがスタートアップに自動登録され、PCを起動するとその接続ソフトが10MBほどの通信を自動で行う
    ・これの契約者の場合、Yahoo!のトップに10MBのフラッシュを表示
    ・料金確認ページが20MB
    ・メールのヘッダーがちょっと水増しされている
     
    どっちにしても、「少しでも安く抑えたい」というユーザが飛びつき、
    結局上限まで使ってしまって、完全定額料金より高くなってしまう
    ことを期待しているプランですね。
    まさに、安物買いの銭失いが飛びつきそうなプランです。

夜食:四角いピザ

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今までで一番おいしい。


[シカゴ滞在44日目] 02日Tue.

貫徹し、会議へ。 レポートを放流したが、まぁ何でしょうか、 会議では声だけがでかい人が目立つわけで。

自分の記憶力、リスニング能力のせいでしょうか、 彼等/彼女等の言葉だけの議論についていけません。 「この前のデータを解析したら、以前の結果とは異なり〇〇になった。」

・・・・・

この間って何時だろう? 解析したってどうやったんだろう? 以前って何時だろう? 〇〇ってどっちの方向だろう?絶対値? そもそもなんで異なった結果になったんだろう

記憶力の悪い・リスニング能力に乏しい私のために、 是非ともレポートで、解析の方法を記述した上で、 また値はテーブルで書いて報告していただけると、大変助かります。

今日は夕食も摂らずに21時就寝。


[シカゴ滞在45日目] 03日Wed.

以前に問題になった、「Tau Aのスキャン方法」について問題がぶり返した。 効率が良いといっていた例のスキャンだが、 実際のデータを見ると、ざっくり言って効率30%といった所か。 良くないことに、効率30%に落とさないで全TODを使うと、 70%が足を引っ張ってSNを悪くする。

Scheduling, Data takingは彼等(私以外の)仕事なので口を挟みたくないが、 データを解析するのは私なので、7割りを捨てざる終えない効率の良いスキャンて何よ?、 と悪態もつきたくなる。

口を挟みたくないがでは無く、いち早く口を挟むべきだった。


夕方、気分を変えてパーティーへ。 「Astro Department Winter Holiday Party」が開催されるている「Smart Museum of Art」へT島夫妻と向う。 Museum(作品の前で)で(酒の入った)パーティーっていう感覚がすごいと思う。 常に監視員(人+作品を監視している)が付いていて、粗相が無いように目を光らしている。

途中でサンタ登場。 子供達大興奮。疑問:こっちの子供達はサンタをどう認識しているのだろうか? 日本と同じでプレゼントをくれるおじさん?、 それとももっと宗教的に意味のある存在?、 そもそもその存在を信じている? 中の人はおと・・・。

子供達はサンタにプレゼントを貰ってご満悦。 サンタの帰り際に、大人から「See you tomorrow!」と。 それをいってはいけないでしょう。まぁ、中の人お疲れ様です。

一通り呑み食いした後は、 知っている顔がいないわけで、 することが無く、居た堪れなくなってMuseumへ。

雪が強くなる前に帰路につく。


[シカゴ滞在46日目] 04日Thu.

朝方4時までは記憶があるが、そこから飛んでしまっている。 日本との会議もぶっ飛ばしてしまった。

遅くに研所に行く。昨日ローカルミーティングが無かったので、今日あるかと思いT島さんに尋ねると、 「ボスに『(ミーティングをやろうかと思うが)裕司が見えないがどうしたのか?』と聞かれて、 裕司は夜型である。『じゃミーティングは明日だな』」とかになったとか・・・・。 ボスに私が夜型であることが露呈してしまった。

明日は必ず早くに研究所へ。


[シカゴ滞在47日目] 05日Fri.

今日は初心に帰って0800にi-houseを出発(もっと早くに起きていたが、カフェが開くのが0800。$3を無駄には出来ない。) (今朝一番の冷え込み。耳あてが欲しくなった。仙台の冬よりは寒いはず。調べてみた所今朝は-11度だった。)

そして午前中から精力的に研究。 T島さんと議論していると、またもボスが入ってきて議論開始。 気にかけてくれる+そもそもTau Aの解析は重要なので自然と議論も白熱。

でもここで問題。やはり議論が白熱すると、 私の英語では不十分 or 分かりにくいのか、 T島さんが受け答えをすることが多くなった。 T島さんとは議論をつめているので、T島さんの声\approx私の声ではあるが、 少しさびしいし、また自分の未熟さを思い知る。 午後のローカルミーティングでまた、ということで一先ず解散。

お昼はセミナー:

Structure Formation in Modified Gravity: The Non-Linear Regime

非線形は難しい。

午後のローカルミーティングで再度説明。 やはりT島さんが私に通訳になる場面が頻発。 もしシカゴ滞在が自分ひとりだったら、どうなってしまうのだろうか? やはり未熟さを痛感。

今度のミーティング(火曜日の朝)には、月曜のお昼ぐらいにレポートを流すべし、とのお達し。 (月曜の朝のメール=他の人のメールにまぎれる。ミーティング直前の火曜日の朝=誰も見ない。前回のパターン)

日も暮れて今日のお勤めも終了と思っていたが、 パーティーのお誘いを受ける:

the 2008 Forget the Year Party

Forget-The-Year Party=忘年会でしょうか。

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着いた頃には既にこんな状態。

音楽を聴きながら、

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食べる+ワインを飲んでいると、寸劇?が始まった:

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シカゴ大学を案内するツアーの様子を面白おかしく演じていた。

劇と劇の合間には、食べ物を貰う為に長蛇の列ができる。勿論自分も勇んで参戦:

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次の劇は・・・、

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  !?  

Higgs粒子の登場です。ここでは書ききれませんが、色々な場所(映像の中に)にこのHiggsがでて来ます。 着ぐるみを作る力の入れように感心します。 この辺りが色々な意味でいかにもって感じ。

次の劇は、教官と学生が大学内でHiggs粒子を捕まえようとあれこれ苦戦する(勿論まじめにではなく・・・)内容。

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結局捕まえられず、自分達が捕まるという綺麗なオチ。

劇の次はawardの発表。 確かAward of the Spherical Cowとかだった気がする。

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Spherical Cowとは「理論物理学者が搾乳問題の助言を求められたとき、まず牛を球形と仮定した」=「理論物理は社会の役に立たない」といったジョーク(解釈は色々できる)。 受賞者にはspherical cowの置物が送られていた。 確かうちのボスの部屋にもspherical cowがあった気がする。以前から気にはなっていたのだが、過去の受賞者だったのか・・・ 少し欲しいかも。

後ろ髪を引かれる思いだが、 時間が時間になり、皆より一足先に帰宅。 やはり20:30〜21:00を過ぎるのはちょっと怖い。

なんだかんだいって、このシカゴ滞在では貴重な経験をさせてもらっている。ボスに感謝。


[シカゴ滞在48日目] 06日Sat.

今日は時節小雪が舞っていた。

月曜日昼提出を予定しているレポートのためにプログラムの改良: Parallactic angleの計算をきちんとやること。 (サイトでTauAを観測できるのは、Tau Aが南中する前後のみ。それ以外はelevationの制限で観測できない。 南中時のparallactic angleはいつもほぼ同じ。)

今日のお昼:(エンチラダス?

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これで$5 over。 やっぱりシカゴは物価が高い、 というかアメリカの食事は概ね全て高いのか(質が低くて高い)? 公共交通とかは一律$2で安いのに。


[シカゴ滞在49日目] 07日Sun.

今朝は-15度ぐらいまで気温が下がったとか。 まぁ、お昼まで寝てましたが。

大学でレポートをせっせと作っていたら、 「お前の火曜日のレポートについて質問がある。ローカルに話したい」 というメールを受け取った。 「今完全版を作っていて、明日の正午までには流すので、それまで待ってくれ」と返事を出す。 今更だが、ちゃんと見ているんだなぁと。

良いことだか悪いことだか分からないが、こっちに来て分かったこと: こっちの研究者、少なくともQUIET collaboratorsは、 日本人は英語があまり得意でないということを認識した上で、 会議や議論に望んでいるということ。 例えば私がチンプンカンプンな英語(会話、文章)で何かを説明しても、皆理解しようとしてくれる。 (内容がひどくない限り)「何いってるんだこいつ」という感じにはならない。 それに甘んじてはいけないが、本当に未熟な自分はこれに助けられる。 (今やcollaboratorとして研究に携っているので、当然といえば当然だが。 むしろ日常生活において突き放されてしまうことのほうがありうる。)

まだレポートは完成しない・・・。


[シカゴ滞在50日目] 08日Mon.

宣言より2時間遅れでレポートを放流。 ミーティングの直前(というかミーティング中)に放流した前回とは、 反応が全然違う。明日はがんばります。


今現在行なっているTau Aの解析では、時系列データ(TOD)からmapを作りこれに対して2D gaussian fitを行なっている。 この方法は直感的にもよく理解できる。 尚fittingはun-binnedなものを使っている(mapでデータが無い所を零と扱うのではなく、その点での値を計算しないということ。)。

map-makingを経由してfittingをすることの利点は、 単純な仮定さえすれば、最尤推定値とエラーの推定が簡単になり、 且つデータの量を減らすことができることである。 今扱っているTODは50Hzでサンプリングしている為、 高々数分のスキャンでもN=O(10^4)程度のデータ量である。 map-makingを行なえば、データ量を10〜100分の1に減らすことができる。 データ量を減らせば、fittingにかかる時間を短縮することが可能である。

しかしながら、map-makingを実行するにはx-yでbin(Δx,Δy: pixel)を切る必要がある為、 binningの効果により結果に好ましくない影響が生じる可能性がある。 現在の解析では例えばbinのサイズによって最終的な推定値が10%程度変化する可能性がある。 このようなシステマティックスは必ず評価しなければならない。

binのサイズが結果にクリティカルに効いてくる理由は、 現在のデータのS/Nが大変悪いことだと思われる。 S/Nを稼ぐ為にbeam-shapeより大きなbinで切っては問題である。 S/Nを損なわず且つbeam-shapeよりも小さなbinを切ることが困難なのである。

当面は、このシステマティックを評価しながら解析を進めていく事になると考えているが、 個人的にはこの状況はあまり好きではない。 もっとストレートな方法が無いだろうか。

実の所これは単純なことで、TODを直接2D gaussianでfitすれば良いのである。 TODというと壱次元のイメージがあり、 これを2D gaussianでfitするというとなんだかおかしく聞こえるかも知れないが、 実際TOD多次元でfittingに必要な全ての情報を含んでいる (実の所これを理解できたのはつい最近。天文出の私としては、map baseの解析がまず始めに思い浮かぶ。一方、高エネルギーの人はTOD fitに長けている。)。 TODを直接fit出来れば、map-makingでの場合に我々を悩ませていたbinnigによる効果を完全に消し去ることができる。 map-makingの利点としてデータ量を減らすことができると書いたが、 実の所今の計算機の能力をもってすればN=O(10^3)程度のデータを最適化は難なくできる(単純な最適化の問題なので計算時間のorderはNx試行回数だと思われる。)。 ノイズの評価はTOD自身で行なっても良いし、 別の解析(例えばFFTによるノイズ評価)で得られたものを使っても良い。 fitting自身は、今の場合map-makingでもnu-bined fitを行なっていることから、同じコードを使うことができる。 マップに対する最適化のコードと、TODに対する最適化のコードになんら違いはないのである。 個人的には此方を推し進めて行きたいと考えている。

まぁ、明日の結果報告は前者の結果だが。

calibrationの問題としては、gainとangleの決定精度が命である。 共に10%以下で決めたい所である。 今参照しているTauAの観測結果はWMAPのものであるが、 偏光の測定精度が10%程度である。 これをどう改善していく?


夕食:カレー(肉はかぶっている。卵が新しい。)

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こっちにきてたまに食べるお菓子:

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これで$0.80。i-houseの自販機で売っている。 大学の食堂で買うと、$0.99する。 日本のポテトチップスとさほど変わらないと思うが、やけに後を引く。 (lanch semminarのときに、ボスがおいしそうにお菓子を食べているのを見ると、ついつい自分も食べたくなってしまう。)


[シカゴ滞在51日目] 09日Tue.

議題(agenda)に自分のレポートのことが書かれている。 今日の主要議題である。レポートと共に一時間ほど議論。 まともだったと思われる。 これでようやくcollaboratorsに「なんか変なやつがいる」から「取り敢えず手を動かせるやつがいる。英語はひどいが。」に昇格した。 これで、シカゴに来た甲斐があったというものだ。

会議はさらに一時間ほど続いて、直ぐお昼に。 今日はlanch semminarでは無いが、お昼のsemminarがあった:

The CLOVER Experiment

CloverはTES(近頃の流行)を使ったイギリスのCMB観測計画です (ヨーロッパもちゃんとCMBしてる。アメリカもしてる。日本は業界の規模に反して・・・)。 とても興味深かった。計画では直ぐにでも動きそうだが、まぁこういったものは得てしてスケジュール通りにはいかないもので。

会議も無事終わり、リラックスして(DVDの転送をして)いると、思わぬプレゼントが。

日本でも話題になっていると思うが、現在ノーベル賞の授賞関連イベントがストックホルムで執り行われている。 一方、今年度のノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎先生は、自身の体力と奥様の体調が優れないことを理由に授賞式には参加なさらない。 その代わりに駐米スウェーデン大使から賞状等を受け取られる予定となっている。 このセレモニーが12/10にここシカゴ大学あることは以前から知っていた。 可能ならば見に行きたいと思っていたが、 調べてみた所「attendance at the ceremony is limited to invited guests, I invite you to join in this historic moment through a live telecast」 ということだった:

Nobel Presentation Ceremony

なのでwebで我慢しようかと思っていた。

ところがだ。

幸運にも招待状を手に入れることが出来た!

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ミーハーと思われるかもしれないが、素直にうれしい。 明日が楽しみだ。

追記: 服装はやはり正装なのだろうか? フォーマルな服は持ってきていない・・・。


[シカゴ滞在52日目] 10日Wed.

今日は一日中実験室に缶詰。 南部陽一郎先生のノーベル賞受賞式典に参加してきた以外は。

会場はi-house、私が寝泊りしている所(これは公にされていなかった?なので昨日は言及を避けましたが。)。 お昼過ぎに研究所を出て、Assembly Hall, International Houseへ。 私のように招待されて入るが、「直接招待されている」訳ではない人間は二階席へ(服装は問題にならなかった、一安心。)。 「直接招待状を貰っているような」教授クラスの方々は、一階へ通されていた。

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講演では自発的対称性の破れについて 「人が集まるホールのような場所、例えばこの会場もそうだが、では人々は好き勝手に動き回り対称性が存在する。 しかし誰かが舞台に上がってしゃべり始めた瞬間、人々は動きを止め視線をその人に向ける。 つまり対称性がやぶられる。 皆さんが今私を見ているのがまさにそうだ。」 といった話で説明されていた。

授賞式の後にレセプションがあり、シャンパン・ワインを片手に談笑できる機会があったが、 南部先生は始めに挨拶なさってから姿が見えなくなってしまい、 残念ながらお話しすることは出来なかった。

今回このような貴重な経験をすることが出来て本当に幸運だった。 南部先生が今年ノーベル賞を受賞される、自分がKEKでCMBの研究をするようになる、 その研究のためにシカゴ大学に二ヶ月滞在する、数多くの偶然の賜物である。

(帰り際に日本のFジテレビに取材されそうになったが、適当にあしらっておいた。多分プレスはごく一部を除き中には入れなかったのだと思われる。)


[シカゴ滞在53日目] 11日Thu.

個人的にクレジットカードは嫌いだ (うまく出来たシステムだとは思うが。 為替市場、金融取引、信用取引、株式、投機はゲームだと思えばすごく面白いと思う。 でもこれの如何によって傾いてしまう世界は、危ういと思う。)。 でも便利だとは思う。 シカゴに来てクレジットカードを使う機会が増えた。 というかアメリカでは使わざるを得ない。

ここで以前書いたように、 今泊まっている(二ヶ月もいれば住んでいるか)i-houseの予約・支払いは、 クレジットカードがないと不可能である。 クレジットカードが、もっている人の経済力を証明してくれる訳だ。 (大抵の人なら作れる、限度額の低い日本のクレジットカードにどこまで信用があるのだろうか?)

また、アメリカでは$20より高価な紙幣はあまり出回っていない、とも聞く。 日本で高価(数万円以上)な買い物をする場合、自分は現金を使うが、 アメリカではそうならないのだろう。

一方、 学食等での$10以下の買い物でも、皆クレジットカードを使う。 たとえ$0.99のお菓子を買う場合でもだ。 むしろ、現金で支払おうとすると、露骨に嫌がられる場合がある(基本的に此方のレジの方は愛想が悪いが、更に)。

こういった環境なので、 自分もクレジットカードをよく使いようになってしまった。 確かに便利である。でも怖い感じもする。 サインは書くが、特に何をチェックするわけでもなしに、簡単にものが買えてしまう (こういったことを防止するように施策がされているのは理解しているが)。

今や明細もwebで簡単に確認できる。 支払いの方法も換えることも簡単にできる(ぼったくりな金利の支払い方法に変更する気は毛頭無いが。)。 不正使用が無いか、明細を確認していて気付いたことがある。 ドルが安くなったと。

日本でドルを買ったときが1ドル104円、 宿泊費を払ったときが1ドル102円、 この前の夕食代を払ったときが1ドル94円。 10%代わっている。 宿泊費はおよそ$3kだった。これがチェックアウト時の支払いだったら、 三万円ほど浮いたのだが(国民の税金が・・・)。

今後紙幣を使うべきか、カードを使うべきか悩む・・・。

夕食:

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野菜をmixにしてもらった。


[シカゴ滞在54日目] 12日Fri.

朝一会議。 サイエンス、現実的な話、今後の予定。

大人の事情や自分の希望なんかで、 一月〜winter school前まで再度シカゴ、 winter school〜物理学会までまたシカゴ計画が提案される。 入国審査に引っかかりはしないだろうか?あとエコノミークラス症候群になったりしないだろうか?

寿司分が足りなくなってきた気がする。 来週の今頃は日本で寿司でも食っているのだろうか?


[シカゴ滞在55日目] 13日Sat.

静まり返った研究所で作業をしていると、ボスが部屋に入ってきた(日本人を除くと、こっちの面子で休日も研究所に来るのはボスくらい。)。 どうも、面白いもの=glitchを見つけたから、TauAでも確認してくれ、とのこと。 明日の休日が無くなった瞬間だった。

無くなったといっても、 まぁ特にどっかに行く計画をしていたわけではないが、 最後の休日だから、ゆっくり、可能ならダウンタウンにでも行こうかな、とは思っていたのだが。

帰りに学食で夕食を買おうと思ったのだが、 不幸にも店がやっていなかった。 というか、年明けまで休みらしい。 中華野菜炒め・カレー・ピザは当分食えない。 実は昼飯を良く買う弁当屋も先週始から閉まっている。 もし、帰国しないで此方で年末を過ごすことになっていたら、 食糧問題がに直面したと思われる。

夕食:

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きちんと名前のついた料理だが、 一言で言ってしまうと焼きうどん。

近頃夕飯を食べ過ぎている。


[シカゴ滞在56日目] 14日Sun.

学会関連

日本物理学会の宇宙物理領域で「宇宙背景輻射」という名前のセッションが承認 

帰国したら直ぐに天文学会の会費を支払い、 推薦人を見つけて物理学会に入会+入会金を支払わなければ。

今日は研究室には行かず、部屋で黙々とプログラム書き。 部屋は二ヶ月も済めば、生活観が出て来て、汚れも目立つようになります。

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一歩も部屋を出ていない=食料が無い。 腹が減った・・・。

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[シカゴ滞在57日目] 15日Mon.

今朝は一段と冷え込んだ。

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こういうやつが欲しくなる。

学部生は講義が終わったらしい。 バス停には大きな荷物をもった人がバスを待っている。 大学から人がいなくなるのが感じられる。 加えて、 大学周辺しかうろつかない自分は、 深刻な食糧問題に直面していた。

早いものでもう年末・師走な訳で、 こっちの方々も、クリスマス・年末ムード。 新年は早くから始まるが、クリスマス・年末は仕事しない。 自分が日本に帰ると、 窒素のダンプに苦労するので、年内に戻って来いというのは、強ち冗談ではない。


[シカゴ滞在58日目] 16日Tue.

今日も厳しい冷え込み。 仙台に6年間住んでいたが、仙台の寒さは耐えられる寒さだ。 一方、シカゴの寒さは耐えられない寒さだ。 それなりの防寒具を身に付けたとしても、 朝夕に30分以上屋外にいることは苦痛を伴う。

今日も朝一でミーティング。 このシカゴ滞在の大きな成果の一つは、 シカゴのメンバーを通じて、collaboratorsの人間・人間関係がよく分かったことである。 (teleconなので)顔が見えないのを and マイクを自在に切ることができるのを良いことに、 皆やりたい放題、露骨に反応する。特にボスが

どうやらこれが今年最後のミーティングになるらしい。 良いお年を、ということで会議終了。

昼飯の調達先はほぼ全滅。 唯一生き残っているのは、ドトールコーヒーと大学の売店が混ざったお店。 選択肢はサンドイッチしかないので、「chiken grilled sandwich」を選択。 ・・・・ どうしてこっちのサンドイッチはこんなんばっかなんだろうか?高いし($5 overは普通)

完食せず。

昼頃から雪が舞い始まった。 夜にはこんな感じ:

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夕食:

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またこれかよ・・・は無し。 実は少し違う。肉ましまし(beef+chiken)で。

明日はいよいよ最終日。 最後の研究室を満喫してきます。


[シカゴ滞在59日目] 17日Wed.

今日は研究室滞在最終日。

ミーティングでボスから「また来るつもりはあるのか?」のようなことをいわれたが、 答える前に「例えば1月上旬とかどうだ?」とか言われた(二月だったかも)。

要するに、W-band移行に伴い、シカゴが忙しくなるから手伝いに来てくれ、という意味。 (もし笑ってない顔でこれを言われていたら、「忙しい時期に来るな」とも取れるが、 まぁ、笑ってたし・・・。悪くは考えないことに。) 半分は冗談ではあるが、「お前なんてもう来るな」と言われなくて一安心。 実際一月上旬にシカゴに戻ってくるプランをある訳で・・・。

22:00には寝ようと思ったのだが、 お仕事していたら過ぎてしまった。 早く寝ます。

明日は晴れますように。 雪で欠航は避けたい。飛行機のトラブルにはまだ遭遇したことが無いので、 何かあったとき結構心配。


[シカゴ滞在60日目 最終日] 18日Thu./19日Fri.

天気は問題なし。 check-outはあのおばちゃんではなかった。 なぜか少しさびしい。

空港であったこと:

  • check-inで待たされる
    • クリスマス休暇、年末で明らかに客が多くなるのは分かっているはずなのに、この人員の割き方は無いだろ。窓口が10個ほどあるのに荷物を引き取る係員が一人とかありえない。
  • いつものことだが、手荷物検査で靴まで脱がせるなら、なんか敷いて下さい。隣を係員が靴履いたまんまで歩いているんですけど。
  • オーバーブッキングの犠牲者が居た模様。ホテルを提供するから便を変わってくれる方募集中。
  • オーバーブッキングの調節で出発が1時間ほど遅れる。
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機中であったこと:

  • お勉強していたら酔った。気持ち悪い。でも粗相はしない。
    • 小さい頃によくした車酔いを思い出した。
  • 自分の場所担当のCAのおばちゃん体格良すぎ。
  • 座席についているスイッチをいじっていたら、誤ってCAを呼び出すスイッチを押してしまう。上記のおばちゃんがやってくる。俺曰く「はっはっはミステイクさ」、おばちゃん曰く「おー、ボタンをむやみに押してはいけませんよ、はっはっは」。

無事日本に帰国。

すし屋に行く暇もなくミーティング。 次回の出張1/12〜2/6計画発動。調整に入る。


21日Sun.

やっぱり日本食は美味かった。 すし屋でうん千円使う。


22日Mon.

MRI撮った。


24日Thu.

肩が痛いというのは副次的なもので、 神経が圧迫されているのが原因だった。 中身がはみ出して神経を圧迫していると。

そんなに年食っているわけではない、ハードな(ラグビー、アメフトetc)スポーツをやっているわけではないので、 今の所原因不明。

今日もできるだけを首に負担をかけないように研究・・・、でも限界が。 ディスプレイは見るし、論文・書籍を読むわけで。

週末に再度病院に行って、専門の先生と今後の相談。 それまでは投薬で様子を見る。

  • お大事に。実は私も似たような感じです。首の骨が神経を圧迫していて、やはり左肩とかが痛いです。過度のデスクワークと姿勢の悪さが原因かと思われます。 -- Goto 2008-12-25 (木) 01:47:13
  • おお、同士が居たのか。脊髄辺りはちょっと怖いので、医者の言うことに素直に従うつもりです。 -- 茅根 2008-12-25 (木) 11:04:56

25日Thu.

(女子)高校生は若い。 平成生まれ。

大学生も若い。

・・・変な意味は無いです。 グループの昼間の忘年会に、高校生と大学生が参加していただけで。


26日Fri.

再診。

軽度な頚椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)。 原因は、 そもそも脊柱管(せきちゅうかん)が生まれつき狭いこと(欧米人に比べ日本人は比較的多い)。 これにより、 比較的若い段階(若いといっても20歳を過ぎれば老化は始まっている)で症状が表れた。

先天的に脊柱管が狭い為、どうしようもない。 根本的な解決には手術しかない。

症状は軽いため、 (外的要因による)急速な悪化が無ければ、 外科的処置は必要ないと思われる。 正し、1年、5年、10年、20年見ていったとき、 症状がどう変化するかは未知数。

とりあえず1、2ヶ月投薬(といっても鎮痛剤と血行を良くする薬)で様子を見て、 (その可能性は低いと思われるが)急速に悪化しているようであれば、何らかの処置を考える。

日々気をつけるべきことは、首に負担のかかることを避ける。 重い荷物を両手で持ち上げる様なことはしてはだめ(片手だったら良かったりする)。

僅か一週間たらずで自分の体について、驚くべき知見が得られたのは、最初にMRIを撮ったおかげ。 MRIの原理を調べてみたが、 磁気共鳴現象(量子力学I,IIの範囲か)を医療、 それも人間の輪切り画像を撮影する為に使おうと始めに考えた方は、すごいと思う(MRI関連で何人かがノーベル賞を受賞されているのも納得できる)。

今年度のシカゴ出張は2009/01/12-02/06が最後か。

  • 私もMRIのおかげでヘルニアではないことが分かり安心しました。首を鳴らさないようにしたいと思います。 -- GOTO 2008-12-30 (火) 17:47:06
  • 自分は一生この病気と付き合っていくことになりそう。 -- 茅根 2009-01-06 (火) 22:13:18

28日Sun.

  1. 対象を観測しているTODを含むdata file(=fits)を取得。
  2. 観測時間(全体)を指定。
  3. Module・Field(Average or Demodulate)を指定。
  4. 等Deckで観測された一連のscanを取得。一連のscanとはDeckが均しくelevationの異なるscanのことである。
  5. 以下の最適化を行なう。
    20081228kk.png

添付ファイル: file20081228kk.png 467件 [詳細] file20081228k.png 256件 [詳細] fileairport3.jpg 479件 [詳細] fileairport2.jpg 495件 [詳細] fileairport1.jpg 511件 [詳細] fileairport0.jpg 489件 [詳細] fileextra.jpg 385件 [詳細] filesnow1.jpg 521件 [詳細] filesnow0.jpg 463件 [詳細] filewinter-067.jpg 482件 [詳細] filevip726104.gif 494件 [詳細] filesoft.jpg 474件 [詳細] fileroom.jpg 445件 [詳細] filemix.jpg 511件 [詳細] filepan1.jpg 445件 [詳細] filepan0.jpg 478件 [詳細] filenobel5.jpg 437件 [詳細] filenobel4.jpg 439件 [詳細] filenobel3.jpg 816件 [詳細] filenobel2.jpg 478件 [詳細] filenobel1.jpg 444件 [詳細] filenobel0.jpg 523件 [詳細] filenambu.jpg 450件 [詳細] fileegg.jpg 446件 [詳細] filelay.jpg 467件 [詳細] fileenchi.jpg 479件 [詳細] fileparty3.jpg 429件 [詳細] filehiggs2.jpg 423件 [詳細] fileparty2.jpg 387件 [詳細] fileparty1.jpg 461件 [詳細] fileparty0.jpg 400件 [詳細] filehiggs1.jpg 431件 [詳細] filehiggs0.jpg 442件 [詳細] filedate2.jpg 450件 [詳細] filedate1.jpg 357件 [詳細] filedate0.jpg 418件 [詳細] filespherical_cow.jpg 414件 [詳細] filesnow.jpg 429件 [詳細] filesquare.jpg 443件 [詳細] filechinese_beef.jpg 450件 [詳細]