Diary February, 2009

 

[シカゴ滞在21日目] 01日Sun.

今日から二月。忙しくなりそう。草津行ったり、仙台行ったり、お話したり、書類出したり、書類出したり・・・。


i-houseは昼間以外は基本的に鍵無しでは入れない。 玄関に鍵があり、更に居住区に入るにも鍵が必要。

建物の中央にエレベーターがある。 このエレベーター、ドアが両サイドにある。 その為、階を指示するボタンも各階ごとに二つもしくは三つある(右、左、両方)。 このタイプのエレベータはシカゴ大学でも多く見かける。 欧米では多いのだろうか。

このエレベーターの配置だけを考えると、鍵無しで居住区に入れることが分かる。 ザルかというとそうではない。この、エレベーター居住区外から操作する場合、鍵が必要なのである。 始めてみたこんなエレベーター。最初の頃はこれが分からなくて、いちいち居住区内にあるエレベーターを使っていた。


最初の滞在の際にも思ったが、 こっちのレモン系のジュースはどうしてこう「粉っぽい」のだろうか?

近頃、夜中の27時ごろにi-houseを徘徊することがある(要は一階まで行って飲み物を買ってくるだけのこと)。

一階には主に食堂、 遊び場(卓球、テーブル・フットボール、ビリヤード)、 居間(ピアノがある)があるのだが、大抵誰か居る(因みに、今日の夕食の時間には食堂で大勢スパーボール観戦をしていた。アメリカンフットボール・・・ルール分からない。)。

夜中にビリヤードをプレイしている人を見たが、学部生だろうか、皆若い。 今日はピアノを弾いている人が居た。 深夜にこっそり練習だろうか。

i-houseは基本的には学生である。 しかしながら、日本の大学のそれとは異なる(外見からして、あれだが)。 そんなことを改めて感じた。


[シカゴ滞在22日目] 02日Mon.

土曜日迄に完成したTOD fit codeを使い、 日曜日にPCクラスターに大量のジョブを投げ、 今日それらの結果をまとめ・表示するプログラムを作成した。

どうやら、大半のfitは成功しているようだ。 最終出力も納得いくものとなった。

その後はトラペ作成。 ミーティングでは事前にトラペを渡しておいてお話しするべきだと個人的に考えている。 その場で焦らないように、という保険ではあるが。

帰りにNoodle etc.,へ。 時間が遅くて暇だったのか、店員のお姉ちゃん(アジア、東南アジア系)が色々話しかけてきた。 シカゴ大の学生なのかとか、学部生なのか、院生なのか、 何年いるのかとか、なにやっているのかとか。

「何をやっているか?」「何の研究をしているのか?」ときかれたときにはこういうようにしている「the origin of the universe」。 皆すごいリアクションしてくれる。


[シカゴ滞在23日目] 03日Tue.

朝のミーティングで作業を報告。 他の解析との比較で無矛盾である。 値の明らかな変化には、明確な理由がある等、まとめたことを拙い英語で説明。 フォローもあり無事終了。

今後は自動化・更新しつつ、ドキュメントをまとめる予定。 ドキュメントの目的は、そのドキュメントを読んだ人が、ドキュメントを理解し、同じように解析すれば、私と同じ結果が得られるようにすることである。

解析が、誰か一人しか再現出来ないようなものであってはいけない。 例えコードが異なっていても、同じ理解のうえで同じ手法で解析すれば同じ結果になる必要がある。 理解・手法を残すという意味で、ドキュメントを記すのである。

最低でも今回の出張中には一区切り付けようと考えてことが取り敢えず満足。 当初の目的としては、ドキュメント化も終了させる予定であったが・・・。 計画通り行かないのが、計画の本質。

最後のlocalミーティング。 ボスが「今度はチリで会おう」と宣われた。チリへは4月以降行く予定。いよいよW-bandが見えてきた。

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[シカゴ滞在24日目] 04日Wed.

空から降ってきた書類作成の為に、貴重な最終日(研究所に赴く)の大半を割くこととなる。 シカゴ美術館行きたかった・・・。

  • 通知
    • 01/30
  • 事務への提出
    • 02/06(金)
      • 曜日迄に提出させるだなんて、事務の方々は土日をかけてチェックなさるのか。頭が下がります。
  • 事務からの返却、本提出
    • 02/10(火)、それ以降
  • 事務提出
    • 02/23-26
      • 申請者の書類作成期間が1週間なのに対して、事務の方々が本チェックするのに2週間近くかかるのか。 申請者には見えない、何か複雑な、もしくは付加的な書類を作成する必要があるだなんて、思いもよらなかった。 それとも、法律的に書類を一定期間寝かせる必要があるのだろうか? なんにしても申請書類作成以上に大変な作業をなされる事務の方々には頭が下がります。

最後の晩餐。これで当分はcombo#3ともお別れか・・・。予算施行の関係上三月・四月前半は身動き取れない:

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14日Sat.

シカゴから帰ってきてから、一息つく暇も無く草津に研究会。 何かと忙しい一週間だった。

  1. シカゴ
    1. シカゴ時間で04時起床。
  2. 機中
    1. シカゴ時間12時発。
    2. 全然眠れない。
    3. 機中の激しい揺れで酔う。でも俺は勝った!
  3. 帰国
    1. 東北大学の後輩・先輩方々の「お疲れ様会」に出席する為一路仙台へ。
    2. 成田・仙台の飛行機は無理。新幹線で仙台(立ち乗り)へ。
    3. 日本時間28時まで交友を深める。皆様の御健勝と更なる発展をお祈りいたします。
    4. 30時発の新幹線で東京へ
    5. 34時につくば着
      1. シカゴ起床から計算して、丸二日ほど起きていた計算。
    6. 爆睡
    7. 起きたら日曜日の昼
  4. あわてて明日からの研究会の準備
    1. 時間が無くても寿司屋には行く。
    2. 3千円超ほど食べる。
    3. 不足していた「寿司分」が補給された。
  5. 草津へ研究会に
    1. 寝坊することも無くバスに乗る
  6. 連日の講義。為になる。
    1. 合間を縫って書類、メールを片付ける。
    2. KEKの理論・実験(=家のグループ)がCMBを主題に開催しただけあって、自分にとてはとても充実したものとなった。
    3. 今回の研究会を一番おいしく頂いたのは、自分かもしれない。
  7. 現実に帰る。
    1. やっつけてもやっつけても増え続ける書類。
    2. 直接来いという書類の提出があって困る。
  8. 来週の研究会のトラペ作りと書類作成 ←今ここ

詳細はそのうち・・・。

追記
Healpixのベンチマークをとってみた
map2alm_benchmarkk.png
微妙にN^(1.5)乗になってない・・・。

24日Tue.

事務仕事といつもの病気。

PLANCKの打ち上げは2009/04/16


収入と所得

  • 収入とは手に入ったお金
  • 所得とは、収入から必要経費を差し引いた金
    • 必要経費とは、その収入を得るためにかかった費用

平成21現在東北大学の年間授業料は535,800円である。 後期課程の人は24歳以上なので、世間一般では社会人。 親の仕送りを貰っている人は少数だと思われる。 つまり、日本の国立大学で大学院の教育を受けるには借金をしなければならないことになる。 600,000円程度はTA, RAでどうにか補填できるが、授業料だけが経費ではない。 生活費をどこから出すか、返済義務のある奨学金=借金である。


授業料免除申請という制度がある:

経済的理由により、授業料を納付することが困難であると認められ、かつ、
学業成績が優秀であると認められる者、その他やむを得ない事情があると認められる者については、
願い出により選考の上、授業料の全額又は半額の免除が許可される制度。

授業料免除について:

  • 文部科学省 授業料免除の取り扱いについて
    • 平成15年通知(web上にはこれより最新なものが見つからなかった)
  • 色々と調べてみると、これ以外にも各大学異なる裁量が存在するようだ。
  • 平成15年以降に国立大学の法人化があったことを考えると、今は上記のように単純ではないと思われる。

扶養されている学生が四人家族の場合、 全額免除を認められる収入の規準は2,660,000円、 半額免除を認められる収入の規準は5,070,000円

扶養されていない場合、つまり学生一人で独立会計である場合は、 全額免除を認められる収入の規準は1,320,000円、 半額免除を認められる収入の規準は2,540,000円


「独立会計」であるためには条件がある。 以下東北大学の場合:

  • 所得税法上、父母等の扶養親族で無いもの
  • 父母等と別居している
  • 本人に収入があり、その収入について所得申告がなされ、所得証明書が発行される者
    • 独立して生計を営むことのできる所得額があること

独立会計をであるためには、一定の所得が必要である。 一方で授業料免除を認められるには、所得規準がある。


奨学金とTA, RAで生活している学生の場合、 奨学金+TA, RAの給与で手にする金額は200万円以下程度だろう。 なので、独立会計であれば、めでたく授業料が半額免除になる、と喜ぶかもしれない。

しかしながら、そうはならない。 なぜならば奨学金は「所得」にはならない。よって、奨学金とTA, RAで生活している学生は独立会計にならない。 多くの場合、扶養されながらも、借金しつつ授業料を払うことになる。 (独立会計の場合、国民健康保険、国民年金、光熱費、家賃を自分で払う必要があるが、 授業料がいくらか免除になれば、生活も楽になるであろうに・・・)

http://dreams-come-true.seesaa.net/article/87234150.html


日本学術振興会特別研究員、通称学振の場合、 月の収入は20万円(研究遂行経費の取り扱いを希望していれば14万円)、年収240万円(168万円)。 これらは所得として扱われるため、独立会計になることができる。 つまり、少なくとも授業料は半額免除となる。 ・・・・


25日Wed.

ようやく調子が出てきた。

プログラミングの話。

ファイルには望遠鏡座標系でのDeckの値「Dk'」が記録されている。 一方、地平座標系の定義としてDeckの値「Dk」が定義されている。「Dk'」と「Dk」との間には「Dk=Dk'-30」の関係が成り立つ。

Read関数を使って読み込まれるDeckの値は「Dk'」である。 ここでDeckの値を引数にする関数を作ることを考える。

この望遠鏡だけに使える関数を作るのであれば、引数は「Dk'」でよい。 ファイルから読み込んだ値を変形させることなく関数に渡し、 関数内部で「Dk=Dk'-30」を行なえば良い。 このときこの関数は、望遠鏡座標系のことを知っている必要がある。

一方、望遠鏡に依存しない地平座標系一般に成り立つ関数を作るのであれば、 引数は「Dk'-30」でなければならない。 このとき関数内部では、望遠鏡座標系のことを知っている必要はない。

さてどちらでもプログラミングは可能だが、 どちらを選択した方が混乱が少ないであろうか?

  1. Read関数を作った人とDeckを引数とする関数を作る人が同じ場合。
    1. この二つの関数を含むライブラリを作る場合。
  2. Read関数を作った人とDeckを引数とする関数を作る人が異なる場合。

・・・・

1.1の場合で、 引数が「Dk'」で良いのか「Dk'-30」にしなければいけないのか分からない場合、 どうすれば良いのだろうか。

  1. 比較して違いが出るか調べる。
  2. 一方の定義で関数を実装してみて結果を比較する。

やってみるか・・・。

添付ファイル: filesaigo.jpg 662件 [詳細] filelast.jpg 678件 [詳細]