Diary March, 2009

 

02日Mon.

更新できない日々が続いている・・・。久しぶりに。

6月頃にチリに行く計画が固まりつつある。 まだ確定ではないが、この時期にチリに赴くのは確実のようだ。

チリ・・・、海外はアメリカしか行ったことがないので、若干不安である。 それに加え、アメリカは先進国、チリは途上国とまでは言わないが、 emerging and developing economies(developedではない)なのが気になる。

近年、アタカマ砂漠中心に世界各国(日米欧)の天文台の建設が進んでいる/既に稼動中である。 なぜわざわざ南半球の砂漠に望遠鏡を置くのか。 それはアタカマ砂漠は標高が高く空気も乾燥しているため、 大気・大気揺らぎや水蒸気を嫌う天文観測に適しているからである。 このような場所はアタカマ砂漠以外では、ハワイのマウナケア山頂付近が有名である。 CMBの観測サイトもある。

ALMAはこの中でも最も規模が大きく、日米欧そしてチリが国を挙げてサポートしている。


今日うれしくないニュースが入った。以下メールの引用:

Summary
- In the morning of March 1, there were five TAO cars going up to the
    Chajnantor summit, and the middle (the third) car with three workers
    was robbed. The intervals between the third car and the other cars  were
    accidentally more than 5-10min.
- roberry occured ~9:30AM on March 1, 2009
   near the crossing to the Bolibia/Laguna Verde on the highway.
- The robbers were a group of about 7-8 people, all armed with guns,
  and had two cars.
- Three personnels were on the robbed car, and all of them were fortunately
  safe, although the car and goods were robbed.

Details
- The first two TAO cars, which were not robbed, departed the passport
   control around 8:30AM.
   They saw two cars near the location of the robbery
   at 5-10minutes before the incident:
   = A black pickup truck stopped off the road, on the near side of
       the scene by 1-2 km
   = A white car stopped on the shoulder of the road, on the far side
        of the scene.
- The third car, which got robbed, departed the passport control around
   8:40 AM. A Japanese and two Chilean workers were on the car.
- The car passed the crossing to the Bolibia/Laguna Verde, passed
   a left curve, and made a sharp right curve. Then they saw a pick-up
   truck parked on the shoulder of the road.
- The driver slowed down the car, and they saw a man standing at the middle
   of the road rasing a gun (~1feet long) and wearing a camouflage uniform.
- The car stopped, then a man and another (who came out of the
   other side of the parked truck) approached, opened the door, and
   pulled out all three people in the car.
- Then ~6 more men came out of the parked truck, all armed with guns.
- Robbed items were
     = a bag of a Japanese worker, which contains : passport, 2 credit cards,
         a digital camera, a digital video camera, a wallet
     = a wallet of one Chilean worker.
- The robbers just ran away toward the Argentina side, but then seem
   to get out of the road, and must have gone to Bolibia.
- About 10 minutes later, two more TAO cars came up, and
   found three workers wating on the road.

このような強盗事件は初めてではない。 過去にはAPEXが被害にあっている。

整備されている、そして(おそらくは)警備されているALMA road以外は通るな、 というお達しが届いた。これで移動中の強盗であれば防げるかもしれない。

気にかかることがある。

  • 強盗団はgunで武装している。
  • 人数も一人二人ではない。
  • 観測サイトは幾つかあるが、点在しているだけである。
  • サイトにはサイエンティスト・学生・エンジニアの数名しかない。
  • 道路からのアクセスがよい(これはいいのか悪いのか分からないが・・・)

サイトに強盗が押し入ったらどうなるのだろうか。 移動中を襲うより効率的で確実の様に思えるのだが。

アタカマ砂漠が、マウナケア山頂付近と並んで世界の最先端天文台のメッカになるになりえた(なろうとしている)理由の一つとして、 よくチリの政治情勢が安定しており、治安もいいということがあげられる。 今後このような事件が発生しないことを祈るばかりである。 (実は強盗はすぐ隣にある政治情勢の悪い・治安の悪いボリビアから入ってきているとか。国境付近の警備が望まれる)

私が行く/行く予定の海外(まだ二箇所だが)は、どうしてこうも攻治安が悪いのだろうか・・・。


08日Sun.

研究でWikiPedia.ja:MySQLを使い始めた。 MySQLはData Base=DB(の実装)である。 同種のものに

等がある。情報を整理し、保存し、抽出・参照できるようにしたものがDBである。 それだけである。 故に「DBなんてデータの集まりだろう、何とでもなる」と考えるのは間違いである。 データの数が数個・数十個ならなんとかなるかもしれない。 でも数が数百、数千、数万・・・となった場合、「何とでもなるような」DBを作るのは容易ではない。

世間はDBを使ったものであふれている。 コンビニの商品管理、図書館、Amazon(商品は勿論、顧客情報も含めて)、wipikediaもDBの一種であるし、 Google等の検索エンジンは日々世界中のwebサイトをDBに登録し続けている。 これらの需要を満たすことで、WikiPedia.ja:OracleWikiPedia.ja:Oracle_Databaseで財を成し、 世界第二位のソフトウェア会社になった(誤解がないように言っておくと、amazonとgoogleは独自のDB)。

自分はこれまで研究でデータを扱う際、単純なテキストファイルのtableを使っていた。 近頃、扱うデータの量が増加し、この方法の限界を感じていた。

例えばgainのtime-trendをplotする場合を考える。 毎日のgainを求めたfit結果は既にある。 結果を全部読んでplotするだけではないか、と思う。

でも例えば、天気が悪いものはカットするとか、 fitの具合が悪いものをカットするとか、 観測機器が正常に動いているものだけを取り出すとか、・・・、 といったように条件を課したいばあい、programはめんどくさくなる。

これらの操作は「整理された情報の抽出」でありDBの仕事である。 DBを個々のprogramに実装するのは車輪の再発見である。

こんな感じでDBを使い始めたのである・・・、というのは嘘。


19日Thu.

週の頭に結膜下出血になった。 日曜の夜に、寝る前に洗面所にいって歯を磨こうと思ったときに、 ふと鏡を見ると、右目の内側の白目の部分が血で染まっているのに気付いた。

かなり焦った。これはやばいと思った。 グロイのでここには載せられないが、気になった人はgoogleで画像検索してみよう!

すぐさま調べた所、見た目に反して「無害」であることが判明した。 一応月曜日に眼科に行き、問題無いことを確認した。


29日Sun.

(自分の中での)学会終了:

  • QUIETの発表
    • 自分の発表
  • 観測的宇宙論の講演
  • 小林・益川両先生の講演
  • Super KEKBについての講演
  • 古い友人と会う

31日Tue.

next launch

Launch Date 14 April 2009

Planck: spacecraft operations

LAUNCH DATE 16 April 2009