Diary November, 2010



 

30日Tue.

無事帰国いたしました。 Santiago-LAX間のフライトは問題なく飛びました、遅れた以外は。

毎日毎日飛行機を飛ばしている訳ですので、仕方が無いことだとは思うのですが、 搭乗員や機長が、遅れるのに慣れているといった感じで接客するのはどうかと思います。 乗客の気分が害されます。また、聞かなければ何もしてくれないというのも、 「多くの」日本人には不親切に感じられます。 特にSantiago-Lima-北米便は、日本の観光客も多く、今回も個人・ツアーの日本人が結構な数いらっしゃいました。 自分のことですので、しっかり主張するべきですが、 当然あってしかるべき対応というものがあるはずです。 ツアーの添乗員の方々は、大変そうでした。

今回得た教訓は、 航空機の遅延の際は「航空会社に対して(決して他の乗客に対してではなくて)傍若無人」に振る舞ったもん勝ち、 ということでしょうか。非は会社側に100%ある訳ですから。 決して添乗員のお姉さんが「I can't speak English.」といっても、怯んではいけません。 少し申し訳ない気もしますが、ここで主張しないと宿無し、フライト無しのまま放置されてしまいます。


一ヶ月ぶりの日本、例え空港が狭くても、町並みが細々していても、住み慣れた日本が一番です。 また、日本の食の多様性は世界一です!これは本当にすばらしいことですよ。 コンビニのおにぎり、お弁当ですらうまい!

帰国後すぐに研究室の皆さんとこちらに行って、刺身と日本酒を堪能しました。すばらしい!


[チリ滞在30日目(delay)] 27日Sat.

Santiago-Los Angelas間のフライトがdelayとなり、まだSantiagoに居ます。 Losでの日本便への乗換には5時間猶予を取っていたのですが、今回のdelayでそれが不可能になりました。 遅れは5時間ですが、まぁ無理です。 今のところLos迄はdelayの航空機で行き、Losで一泊、 翌日の同じ便で日本に帰ることになりそうです。

一番の問題は、LAN航空のスタッフ殆どが英語を喋れないということ。 う〜ん、スペイン語喋れる様になってからチリに来い、と言われればそうなのかもしれませんが、 アメリカ行きの便の係員には、英語を喋ってもらいたかったです。

航空機のトラブルは初めてでして、最初はどうして良いのか分かりませんでした。 幸か不幸か、同じ経路で成田まで行く韓国の方がいらっしゃったので、 その方と協力して、話をまとめることが出来ました。 ですが、これで万事解決とは全く思えません。

check-inする時から、システムがダウンしていたりと、嫌な予感はしていたんです。 搭乗2時間前に窓口のお姉さんに「時間通りか?」と聞いたら「勿論よ」と言われ、安心していたのに。 蓋を開けたら「no plane」ってどういうことでしょうか???

いやぁ、本当Losでのどんなホテルがあてがわれるか、今から楽しみです。


[チリ滞在29日目(最終日)] 26日Thu.

I like tips;

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最後の晩餐:

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[チリ滞在28日目] 25日Thu.

教訓: 最低限、日本の文化・歴史・地理・政治・言語・周辺各国との関係・有名なアーティストについて英語で説明できないと、 外人からの質問攻撃に耐えきれない。これぐらいなら、事前に準備しておくのもあり。



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本日を以て、special missionも含めた業務を終えた。 滞在日は明日迄だが、明日は(私は)サイトには登らず、ゆっくりと過ごす予定である。 つまり今日が最後の山登りだった訳である。今のQUIETサイトとは、一生のお別れである。 chajnantor plateauにしても、(他のプロジェクトにでも就職しない限り)もう一生行かないかもしれない。 そう考えると、感慨深いものがある。ああぁ、これで最後なんだな。


[チリ滞在27日目] 24日Wed.

交通事故 on ALMA load

いつも通りALMA loadでサイト迄行く途中、交通事故(後)を目撃。 トラックが谷に落ちていた。 どうも、山頂から降りる際にスビートを出しすぎて(トラックは結構なスピードでいつも走っている)コントロールを失い、 そのまま谷底へ、と言った感じらしい。当然けが人も出た。

ALMA loadでは交通事故を防ぐ為に、スピードガンを持った警備員が巡回しており、 制限速度を越えると怒られる(ペナルティーも多分ある)。 ても、まぁ決まった場所に出没する(何処の国、場所でも同じ)ので、避けることも可能である。 地球の裏側で(今迄あったことの無い)交通事故にあうのもなんなんで、安全運転で行きましょう。

QUIETのテクニシャンであるJoseは、この周辺でのレースに参加してことがあるらしく、なんと順位は2位だったそうだ。 確かに彼は一番運転がうまい、、、し速い。


通常業務

本日も無事にteleconを終え、今回のチリ滞在での通常業務を終えた(明日にextra missionが残っているが、、、)。 振り返ってみると、前回とは異なることが多かった。 特に、自分に課せられた責任が、今回は大きかった。

前回、滞在の半分は上司(HM助教)との滞在であった。 後半は学生同士だったが、相方はU of Cの学生で、 W-bandに責任を持っていた(望遠鏡の上にはなかなか登らなかったが)。 今回、殆どの期間が学生同士で、相方はQUIETにどっぷり浸かっている学生ではなかった。 最後のEriksenは理論家で、望遠鏡によじ登ったりはしない(私も去年の最初はそのつもりだったんだけど、、、)。 周囲からは自然と、私が現場を仕切るべし、という空気を感じたし、当然そうあるべきだと思う。 また、今回はspecial missionまで頂いてしまった。 そんなこんなで、仕事をこなしている間に、あっという間に一ヶ月近くが経ってしまった、そんな感じだ。

それも今日で終わり。これで本来の仕事に戻れる!、、、訳ではないのが辛いです。


誤引落し

さて、ATMの誤引落しである。 こっちの夜中、日本時間のお昼に国際電話で問い合わせた:

  • citibank: 確かに引き落とされたことになっている。だが、今回が初回のトラブルなので、調査の結果によらずrefundする。
  • saison: 確かに引き落とされたことになっている。こちらとしては、「そうなっているのだから」それ以外は対応できない。 仮に「手続きしたが、プロセスが完了せずに現金が出てこなかった」ことを証明できれば、考えなくもない。 その証明は手前でやってくれ。直接現地の銀行に問い合わせるとかで。

citibankは初回のせいもあるが、神対応! 一方、saisonは正論だが、それが出来たら苦労しねーよ、と言いたくなる。 全ての情報を持っているのだから、カード会社の方で調査してくれても良いと思うのだが? やはりカードのステータスが低いからなのだろうか?

これを期に、クレジットカードの見直しを考えるか? でも学生にまともな選択肢はあるのだろうか?


今日のねこ

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[チリ滞在26日目] 23日Tue.

昨日のATMの件は、やはり二重引き落としになっていた、、、。 後で文句言ってやろう!(文句言ったところで、どうにかなるのか?)


人と人との巡り会いは不思議なものである。 QUIETに参加することになって、

  • 「Modern Cosmology」のDodelsonが(最近は見かけないけど)こらボレーターにいたり
  • 修論でお世話になったCMB Foregroundの除去のHans Kristian Eriksenがコラボレーションにいたり

といった具合である。そして、今まさにHans Kristian Eriksenと一緒にチリでシフトをとるだなんて、 二年前には想像できるはずも無い。


[チリ滞在25日目] 22日Mon.

ATM

今日は初めての、真の意味での休日でした。 山の下で一日を終えることが出来た、、、、。すばらしい。

今日は、今回の滞在で初めて街に出ました。 滞在している宿舎は、caltechが借りているんですが、 何故かNon USメンバーはスナック代金(Lay's最高!)をキャッシュ(CLP)で払わなければなりません。 一日2,000CLP、30日の滞在で60,000CLP=1万円です。 手持ちが無いので、街のATMに行きます。

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街にはヨーロッパ系でしょうか(南米系か?)、観光客で溢れていました。 去年使ったATMが二台あるのですが、どちらもこの日は働いていませんでした。 諦めて一旦帰りかけたのですが、米ドルがあるのでこれを両替してもらえば良いんじゃね、と思い立ち引き返しました。

両替商をいざ探そうと思った瞬間、街の入り口の一番目立つところに(新しい)ATMを発見。 灯台下暗しです。真新しいATM、これならいける(ちなみに前の二台はカード入れて本当に戻ってくるのだろうか?と思わせる感じの風貌。 withdraw→領収書発行→しばらくお待ちください→失敗しました、とか。)。 どうやらそこにはそこには銀行の簡易窓口もあるらしく、ATMのそばに行員も居ました。 無事現金をゲット!

。。。。。

問題は、帰ってからメールをチェックした際に、「2回」お金の引き落としがあった、とcitibankが言っていることだけだ? 一度は確かに引き下ろした。その十分前にも引き下ろしがあったことになっている。 十分前の引き下ろしは、手続きの最後の最後に「お前の要求はunusableだ。」と言われて、「又のお越しを。」と言われたのだが。。。


ねこの本性

さて街に行った戦利品はこれだけではありません。 チキンとポテトを買いました(1,900CLP、日本円で300円ちょっとでしょうか):

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すごいですね〜。日本でこれが出て来たら、普通の人はちょっと引くかもしれませんが、 チリでは美味しく見えます(昨日の食事はちょっときつかった、、、。セロリみたいな奴がまるまる入ったパイ、これはきく。) (私にはきっと日本でも美味しく見えるのだと思いますが。。。)。

部屋で舌鼓をうっていると、先日のねこちゃんがやってきました:

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折角なので餌付けしてみます。最初は、食べ易い様に肉だけをあげていました。 骨とか食べたりして、喉に詰まらせたりしたらかわいそうだし、とも思いました。 でもそれは杞憂でした。骨ごと一緒にお肉を与えた瞬間、ねこちゃんが骨を砕き始めました:

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いや〜、私はねこを見くびってましたね。ねこの野性味を痛感しました。 あげた骨を、すべてばりバリバリと噛み砕いて、平らげてしまいました。

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何見てんだよ(いえ、そこは私のベットです。。。):

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みなさん、ねこは獰猛な動物です。注意しましょう。


[チリ滞在24日目] 21日Sun.

昨日の雪も一段落し、青空が戻ってきました。 これで観測が再開できます。

雪の残る山道(下山中):

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雪が残っているのは山頂付近だけで、もう雪は残っていない:

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ラリーとかやったら面白いだろうな・・・:

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[チリ滞在23日目] 20日Sat.

今日は最悪の一日でした。 意気揚々と山に登り、3rd bandpass measurementを行っていたところ、雲がモクモク。 あれよあれよと天候が悪化し、終いには雪です:

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雪・風を避ける為に測定を中止し、ドームを閉める。ドームを閉める前に、UGS(Upper Ground Screen)を縮める必要があるが、これがしまらない。 そう、こいつは昔からいうことを聞かない奴でした。そもそもUGSが縮まらなかったらドームがしまらない、という仕様もおかしい。 またQUIETのドームはCBI時代のものなので、構造が特殊である。 カバーが左右に分かれており、それが真上で合わさり閉まることになる。 左右のカバーも同時に閉まっていくのではなくて、一方づつ競り上がっていく感じ。 UGSが真上にあって完全には閉められない場合、どうなるか? 答えは「一方のカバーは全然閉まらない=その方向の雪・風は避けられない」

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写真は天候が回復後

そこでよる暗闇の中(ライト迄壊れた!)、3人(チリ人、英国人、日本人)で雨よけカバーをせっせと被せたのでした。 この時期(もう夏!)に雪・・・勘弁して下さい。


[チリ滞在22日目] 19日Fri.

ネコちゃん乱入中:

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困ったネコちゃんです。


[チリ滞在21日目] 18日Thu.

tex

texとは何か、それは

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コンテナです。

  • 我々はこれを解凍して使っているわけですね -- GOTO 2010-11-23 (火) 11:10:40

The millimeter and submillimeter sky in the Planck mission era

The millimeter and submillimeter sky in the Planck mission era

改めて、日本の影すら見当たらないことを実感(しょうがないか・・・)。


[チリ滞在20日目] 17日Wed.

観測が順調に進んでいると、実験にも気合いが入ります(入れられます):

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本当に観測が順調な時は、サイトに居るのは1~2時間だったりする。 往復2時間、滞在1~2時間、これがobserversの最低限のdutyです。 これならD論も書ける、そう考えていた時期が俺にもありました。


毎週水曜日は、observing teleconの日です。 siteが主役のテレコんです。一週間のsummaryを張り切って(私が)報告しました。


[チリ滞在19日目] 16日Tue.

昨夜は29時まで騒いでいましたが、今日もきちんとお仕事です。 今日は気分がのりませんでした。 そんな日もあります、、、とか言っている場合ではない。


[チリ滞在18日目] 15日Mon.

QUIETでは二人のサイトエンジニアが居ます。 彼らは、宿舎からサイトまでの自動車の運転から、 望遠鏡の運用、発電機の運用等まで様々な仕事をしてくれます。 二人が常に居る訳ではなく、大体二週間程度で交代します。 今日はその交代のタイミング。そこでバーベキューパーティー(?)です。

去年のことも含めて、こちらのパーティーについて学んだことが一つ: こっちのパーティーは22時以降に始まる!

この日も22時過ぎ頃(私は日本とミーティングしていた)に、「バーベキューの準備してるんだけど、どうよ?」とお誘いが。

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ネコちゃんも参加です:

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熱くないのかな?

こんな肉、焼くのにどれだけの時間がかかるというのだろうか?

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パンに挟んで食べます w トマトとか:

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今日のビールはメキシカン:

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ワインは、、、片方はすごく甘かった:

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餌付け成功:

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焼けてきたか?

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一方室内調理組は(先日書いたACTの二人の学生)、、、:

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(Deep) fried chicken! 醤油で下味をつけたいところ。

わんちゃんも途中参戦:

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Hot (deep) fried chiken!

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むせます

Another わんちゃん登場。ネコちゃん警戒し過ぎ:

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最後はダイニングで若手だけが残り、音楽、ダンス、科学等の話に花が咲き29時まで宴会。 ボサノバに併せて踊ったりもした(私も):

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青春のひとこま、と言ったと所でしょうか、、、。



[チリ滞在17日目] 14日Sun.

夜のお仕事

本日は22時から山に登ります。 理由は、special optical pointingを行う為です。 OPの意味は以前に話した通りですが、本日はそれの特別版。 W-band観測の〆に向けての測定です。 何がspecialかというと、測定の回数がspecialということです。 OPは自動化されておらず、人間がモニーターに映し出された星とcross hairを合わせる操作を、延々とやります。 まさに「目標をセンターに入れてスイッチ。目標をセンターに入れてスイッチ」です。 「人の言う事におとなしく従う、それがあの子の処世術じゃないの?」ってなわけです、、、いや違います。

相方とは「specialってspecial longの意味だよな」と言ったりしてます。 22時に宿舎を出て帰ってくるのは27時過ぎでしょうか? これによって、チリに来て折角規則正しくなった生活リズムが、再び崩れそうで怖いです・・・。


Mac Book Proの内蔵スピーカーから音が出ない

MacBook Proの内蔵スピーカーから音が出ない

[チリ滞在16日目] 13日Sat.

宿舎には(多分)随分と長くいるらしいACTの学生(プリンストン大)がいる。 スペイン語と英語を流暢に話し、それでいてギターを弾いてビートルズを歌ったりもする(前回のカラオケの伴奏は彼による)。 会話の話題も豊富で、とても楽しそうに喋る。 サイエンスの話はあまりしないが、賢そうなのはその言動からも伺える。 人を引きつける力がある。 自分とはキャラが全く違く、また日本人にもそんなに多く居るタイプではないので、新鮮だと感じる。 同時に「このキャラはとくするよなぁ」と嫉妬したりもする。

彼の話によると、ACTのサイトにあるトイレは、 それはもうひどく、エンジニア(ちょっと怪しい日本語を喋る日系人)以外は使わないらしい(じゃあどうしているんだ?)。 「ACTPOLの金でどうにかならないのか?」と聞くと「あれはきっと建物にはまわらないよね。」とのこと。 ついたお金は検出器に消えるのでしょうか?

話は全く変わるが、彼の相方はアルゼンチンの女学生。 むぅ、日本人には無い色香を感じます・・・。 私もこんな相方がいいなぁ・・・何を言っているんだ?(決して今の相方が悪い訳ではない)。


[チリ滞在15日目] 12日Fri.

折り返し地点を過ぎました。「えっもう!?」が正直な感想です、いろいろな意味で・・・。 気合いを入れ直す意味も込めて、そばを茹でてみました。やはり異国の地で食べる日本食は格別です。 思惑とは異なることも多々ある今回のチリ滞在ですが、ここでうだうだ言っていても始まりません。

後半も最善を尽くしていきます。


[チリ滞在14日目] 11日Thu.

今回のチリ滞在では、マンチェスター大学の学生とペアを組んで観測の面倒・実験を行っている。 イギリス人の彼の英語は、正直半分も分からない。 それでも意思の疎通が出来ているのは、彼が辛抱強く私の相手をしてくれているからだと思う。

彼との付き合いも、かれこれ二週間になった。 最初の頃は、やはり私の英語力のなさから、なかなかコミュニケーションがとれずにいたが、 最近では世間話も多くする様になった。特に今日は結構な時間話し込んでしまった。

彼も私も似た様な境遇で、奨学金みたいなのはいくら貰っているんだとか、 学生に税金は課されるのかとか、ドクターをとった後のキャリアパスだとか、 普通何年でドクターをどるだとか、ドクターをとった後にどれだけ民間企業に就職する人間がいるのかとか、 まぁ日本人の博士学生同士でも良く話題にあがる様なことを延々と話していた。 何処の国も状況は同じなんだなと(国立大学ですら学費が上がっているとかも含めて)。

それ以外では、政治の話(「中国は、ソ連みたいにその内崩壊する」とか、 「北朝鮮は今の奴が○○したら、もう終わりだ」とか、「21世紀はアジアの時代だ、そのとき日本は・・・」とか)や、 目的別おすすめのヨーロッパの国々、etc.,

きっと英語がもっと堪能であれば、もっと楽しめるのに、と(やはりいつものことだが)しみじみと感じた。 今後も彼とは良好な関係を維持していきたい。

  • 僕もかつては同じ思いをしていました。「もっと話してわかりあえたい」という気持ちがある限り、大丈夫ですよ♪ -- コマツ 2010-11-13 (土) 15:51:35
  • やはり誰もが通る道なんですね。気持ちとともに、きちんと勉強もして(<<これ重要)、より楽しくコミュニケーションがとれる様になりたいです。 -- チノネ 2010-11-14 (日) 21:37:38

[チリ滞在13日目] 10日Wed.

どうにか復旧までたどり着けました。 やはり素人には、真空・冷凍機は難しい。

山から下りてみると、宿舎に見たことのある顔が。 POLARBEAR実験のAdrian Leeでした。 前回日本で話す「機会」があった時は、取り巻きに日本人がたくさんで、 それを外から眺めているだけでした。今回は、何も障害物が無いので、 「Are you Adrian?」(向こうは私のことを知らないので)みたいな感じ(実は失礼?)で話しかけました。 世間話で「いや〜ようやくgenerator problemが復旧して、観測が始められるんだよ。」いうと、 彼が「いや〜、そうらしいね。チリで観測する時の最大の問題点はgeneratorだって聞いているよ。 CMB観測より、generator運用の方が難しいって」、「Ha, Ha, Ha!」ってな具合。

今POLARBEARは、設置場所が無、、、ゲフンゲフン。 いよいよ本格的に始まるチリでの観測に向けての下地作りといったところでしょうか、彼の目的は。 それにしても、いよいよPOLARBEARがチリにやってくるんですね・・・。APEXに振られたので、ACTの隣に


[チリ滞在12日目] 09日Tue.

The Operations Support Facility (OSF):

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[チリ滞在11日目] 08日Mon.

やはり、ドームを閉めて(太陽のことを気にせず)、日中に作業を行うことが重要です。 これにより、間違いのない作業を行うことが出来る。

月に突如出現した大穴:

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、、、では無くて、QUIETの(問題の多い)Generatorの近くに突如出来た穴。そんなに深くないが、横に続いている。どこまで?


[チリ滞在10日目] 07日Sun.

今日は(何も無ければ)休日です。 儚い夢でした

宿舎にある個人の部屋はこんな感じ:

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雨は(めったに)降りませんが、降ったらどうなるのだろうか?


"Hi Yuji, the telescope is stalled!"と言われ、結局本日も山へ。 思っていた以上に問題が深刻で、へこむ。明日からは修復を実施。

なんだか、自分が観測に来てから問題発生中だよなぁ・・・。


[チリ滞在9日目] 06日Sat.

今日は望遠鏡を水平にして作業をしました。

張り切ってはしごを登ります:

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Collaboratorsには登りたがらない人も居ます。上から下を見るとこんな感じ:

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ALMAが見える:

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準備万端:

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今回は無事に測定することが出来た。これで先ずは一安心。 この日は引き続きOptical Pointingを行うため、山に残ります。

日の入り:

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夕焼け:

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5,080mで見る夜空は、本当にきれいです。コンパクトデジカメで写真が撮れないのが残念です。



[チリ滞在8日目] 05日Fri

なかなか順調にやって来たサイトでのbandpass測定ですが、 望遠鏡の上までものを持って行き、 実際に観測をしてみる段階で失敗してしまいました。 敗因は幾つかありますが、一番大きなものは、実験装置が不安定な設置になってしまった「為の」、 心理的緊張感でしょうか。

CMBの観測時間を最大にする為に、測定はnon-CMB観測の時間帯に行うのが最適です。 これは現在、チリ時間で14時から18時に対応しています。 一方、本日金曜日は、サイトエンジニアがカラマにいく用事があるため(買出し、データのシッピング)、 出来るだけ早くサイトを離れる必要がありました。この2つを両立させるのは難しく、 今回は折衷案として13時から16時までに測定を行う計画を立てました。

測定は望遠鏡上での作業になりますので、望遠鏡を水平にする必要があります。 このとき望遠鏡は天頂を見ますので、正午数時間の間は、太陽との距離が近くなってしまいます。 微細なシグナルを検出しようという試みである本実験において、 装置は太陽の様に強度の大きなものが見られる様には出来ていません。 可能な限り避けなければなりません。

そこで今回は、通常水平にするべき望遠鏡を傾けた上で作業を行うことにしました。 これが敗因でした。この傾きの中で作業をするのは、きわめて神経を使います。 この様な状況の中、 望遠鏡上で装置が正しくセットアップできたかの確認が出来ず、 今回は測定を行うことが出来ませんでした。 実験室に戻り、原因を調べたところ、至って簡単なことだと思った瞬間、 やはり不安定な場所での実験はろくなことにならないと、しみじみと感じました。

明日はこの様なことがないように、16時から18時までを測定時間とし、 水平な足場で実験に望みたいと思います。


[チリ滞在7日目] 04日Thu

今日でもう、一週間目です。早い・・・。 「いろいろと」あるので早く終わってくれた方がいいのか、長く感じた方がいいのかよく分かりません。

CBIの遺物:

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なんか見えた(いやbandpassです):

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よく見る、この絵

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の関数の形は?

  • 例えば、ttp://nedwww.ipac.caltech.edu/level5/Narlikar/Narlikar3_2.html -- GOTO 2010-11-08 (月) 20:30:20
  • ありがとう。「何も」考えずにこれをプロットしようとすると、plotterがこけるね。 -- チノネ 2010-11-09 (火) 09:38:25

[チリ滞在6日目] 03日Wed

つつがなく観測、実験も終わり下に戻りお茶を飲みにダイニングに行くと、日本人勢が話をしていた。 ALMA推進室チリ事務所長 小笠原隆亮さんが、近所の学校のソーラーパネル除幕式に呼ばれた帰りにDon Estebanにお寄になったそうだ。 ALMAの運用開始に向けた各国の準備状態(建設はもとより)の現状等、興味深い話を聞くことが出来た。 「データさえあれば、すぐに結果が出せる」状況になりつつある、そこで日本は出遅れている、という話を聞くと、 やはり日本はスタートダッシュが苦手なんだなぁ、と考えてみたりした。

水曜日は週に一度のobserving teleconの日。 えてして不慣れな環境で、(勿論去年も使っているが)(今回は初めて)電話(それも国際)をかけるのに手間取るもので、 若干手間取ってしまった。相方のイギリス人が「テレコンは、基本アメリカ時間で都合がいい様に設定されている。けしからん!」と憤慨していた。 最もだ、、、が仕方が無いのも事実。


[チリ滞在5日目] 02日Tue

お前はチリに行って何をやっているのか?良く聞かれることです。 一番多い誤解は、ただ現地に行くだけではないのか?といったものです。 違います。山(5,080m)にほぼ毎日登り、観測のスケジューリング、データの記録・転送は勿論、 必要があれば望遠鏡にはしごで登り、作業をします。勿論外での作業は、完全防寒・酸素ボンベを背負って行います。

場合によっては(今回がそうなのですが)、特別な観測・測定の為に、実験室(これも当然5,080m)で装置のセットアップ、実験を行います。 こんな感じです:

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現在はbandpass measurementに向けて。セットアップをしています。 bandpass measurementとは、検出器の周波数特性を見る観測です。 今回は、電波ソースの周波数を時間的に変化させることで(一秒の間に50GHzから100GHzまで線形/ステップ毎に掃射する)、 検出器のシグナルの時間変化から周波数特性を見る測定を行う予定です。

これは実験室での写真ですが、実際はこれら一式を望遠鏡上部まで持っていき、測定を行います。

準備は順調です。


[チリ滞在4日目] 01日Mon

チリでの生活も慣れ始めて来た頃。 仕事もつつがなく済ませ、下山後は懸案となっている事柄の作業を行う。 そして一日が終わっていく。

21時過ぎに食堂で飯を食っていると、Lyman Pageがやって来た。 食堂にはテーブルが2つあるのだが、一方の机には私が座っている。 後からやって来た人のとる選択肢は?

  1. 私が座っているテーブルに相席する。
  2. 別のテーブルにつく。

全く赤の他人であれば後者かもしれないが、ここにいる人間は観測の為にはるばるチリくんだりまでやって来た、 という共通点がある以上、他人ではもはや無い。こういう機会に積極的に交流を深めるべきな訳です。

Lymanも私が座っているテーブルにやって来て、一緒に食事をすることになった。 こういうときこそ、「俺はあの英一郎(Lymanは当然知っている)の後輩なんだぜ!(公認)」を使う時である。 これで会話も進み、「チリであった様な気がする」奴として認識してもらえれば幸いである。


  • お役に立てて光栄です() -- コマツ 2010-11-05 (金) 16:22:35
  • これからも(使用の件)よろしくお願い致します。 -- チノネ 2010-11-07 (日) 20:26:51