Diary August, 2011



31日Wed.

sensitivity

Cl_of_useful.png


30日Tue.

meeting大杉

こっちに来てからミーティングが多いです。今日は6個。 それぞれ結構重い訳で、1時間できっかり終わる訳ではない。 英語のリスニング訓練だと思えば、2倍お得か。



Beer 3 times

なので、慰安も兼ねてM村さんと三度目のビール呑み。



26日Fri.

Zero-padding for FFT

fft_zero_padding.png


fft_mean_padding.png


Q

2012 Autumnか: Q



Beer 2 times

M村さんとw/ N野さんと二度目のビール呑み。 寒いのに外で飲む。だって中はうるさいんだもの。 我々三人は、大人な漢なのでシックに決めたいのです・・・。



25日Thu.

Press release of QUIET first results @ KEK



24日Wed.

AKARI

どの論文だろうか?これではない?(図2はどこだ?) absolute calibrationはどうやっているのだろうか?図2だけではないと思うが、significanceは? detectionだから5-sigma?



23日Tue.

Sensitivity

5 uK-'に手が届く実験が現実的になってきた今、detector noise以上に、systematic errorの管理が重要だ:

sensitivity.png

6,000 detectorsだろうと、7,000 detectorsだろうと、 systematic errorsでr<0.01から先に行けません、ではお話にならない。

E-B mixingの制約から、small skyでの観測で得られるrの限界はr=0.005程度。 当然、実際に観測をやれば、それ以外にわんさかsystematic errorsが出てくる。 FGも無視出来なくなってくる(可能性がある)。 まずはr=0.01を叩くのが、目下の目的(0.1すらまだ叩いていないが)。

なので個々から先は、単純に深く深く行くだけではなく、広く深く見ていく傾向になる。 様々なstudyからPGWもニュートリノをやるにも、「さほど大きな」望遠鏡はいらないことが分かっている。 よって、ここ5年の業界の流れは、現状の1,000 detectors観測を行いながら、 マルチクロイック検出器(一個のアンテナで複数の周波数を観測出来る。FGに有効に働くはず)を開発、 逐次投入しながら、そこまで大きくない「同じ」望遠用を複数作ることで、 fskyを広げつつも、深く空を見ていく流れになっている。

まぁ、まずは1,000 detectorsできちんと成果を出すのが、先決なのだが(少なくとも、自分はそう思っている)。



Beer

平日だが、ミーティングでくたびれた身と心を養生する為に、beerを飲みに。 lensing workshopの時と同じ、バーガー屋さん。今日はTomoとサシ:

DSC02760.JPG


DSC02761.JPG


DSC02762.JPG


DSC02763.JPG

凶悪に、体に悪そうだ。ジムに通っている方々に顔向け出来ない、というか一方的に、我々が不健康になりにきている訳だ。

着たとき(20:30?)はそこまで人が居なかったが、 帰るときには(22:30?)、出口にたどり着けないぐらい込み合っていた。 平日から大層なご身分だな!、、、、、、、(自分自身に返ってくる)

DSC02764.JPG

写真の奥が出口。

セメスターが始まる直前の、ヒマしている学生か? 帰りにキャンパスを歩いていたら、鬼ごっこをしている奴らまで居た。 お前らは小学生か。 大学生(学部生)の気質はどこの国でも同じということか。



20日Sat.

Food Festival @ San Francisco

午後の早い段階に、UCB PB日本人一同にとって重要な任務を終えた。 その後、Tさんのお誘いで、SFで開かれているFood fes.(正式な名前は知らない)に行ってきた。

BARTに乗るのは久しぶり。どうも先週、BARTに関しては事件があった模様:

最近何かと話題の「Anonymous」か、、、。


SFに上陸:

DSC02736.JPG


DSC02738.JPG


DSC02746.JPG


様々なお店が、$3の軽食と$8の食事、$2-3の飲み物を売る形式。下のタコスは$3:

DSC02748.JPG


DSC02749.JPG


DSC02758.JPG

コーヒーも入れて、6勝1負けといった所か。1負けは塩っぱい系だと思って買ったものが、実はsweetだった。


南米系の人たちは、音楽がかかっていれば、取り敢えずおどるよなぁ:

DSC02752.JPG


全身緑のタイツをまとった、アイスクリーム売り:

DSC02759.JPG


18日Fri.

python +PyROOT + numpy

python+PyROOT+numpyも便利。

特にnumpyはC++のSTL(+boost)以上の衝撃。 でも慣れていないと、これが何を計算しているか、瞬時には分からない:

frac=0.05
nrows = 1000
tmp = np.sin(np.linspace(0.0, np.pi/2, int(nrows*frac*0.5)))**2
window = np.ones(nrows, dtype=float)
window[:len(tmp)] = tmp
window[-len(tmp):] = tmp[::-1]

FFTとnoise power spectrumがこんな感じの関数で書ける(matplotlibを使え、というのは無し):

def remove_mean(arr):
    return arr-np.mean(arr)
def apodize(arr, frac):
    nrows = len(arr)
    tmp = np.sin(np.linspace(0.0, np.pi/2, int(nrows*frac*0.5)))**2
    window = np.ones(nrows, dtype=float)
    window[:len(tmp)] = tmp
    window[-len(tmp):] = tmp[::-1]
    return arr*window
def unbinned_pk(arr, frac, len_sec):
    nrows = len(arr)
    pk = np.abs(np.fft.rfft(apodize(remove_mean(arr),frac))[:nrows/2])**2 * len_sec / nrows**2 / (1.0-5.0/8.0*frac)
    k = np.linspace(0.0, nrows/len_sec, nrows)[:len(pk)]
    return k, pk
def binned_pk(arr, frac, len_sec):
    k, pk = unbinned_pk(arr, frac, len_sec)

    kbins = [(1,2)]
    while True:
        i = kbins[-1][1]
        if i<=100:
            di = 1
        elif i>100:
            di = int(np.sqrt(i))
        if (i+di)>len(k):
            break
        kbins.append((i,i+di))

    binned_k  = np.array([ (lo+hi-1)/2.0/len_sec for (lo,hi) in kbins ])
    binned_pk = np.array([ np.sum(pk[lo:hi])/(hi-lo) for (lo,hi) in kbins ])
    binned_nk = np.array([ hi-lo for (lo,hi) in kbins ])
    return binned_k, binned_pk, binned_nk
noise.png

当然C/C++でもfortranでも書ける訳だが、 この「書き方」の快適さは、pythonだけ。本格的に移行を進めたくなってきた。



17日Wed.

第弐話 鳴りやまない、火災報知器

ここ最近、livingの火災報知器が何の前触れも無くなる。 それも「ぴっ」と一回だけ。夜中にも鳴る。勿論、火事は起こっていない。 ちょっとひどいので、大家に連絡。「すぐに直すから。今は仕事中?じゃ勝手に直しとくわ」修理完了。 今のところきちんと直ったようだ。

そういえば先日の帰り際に(20:00~)、UCBの数学棟に、数台の消防車が着ていたな。火事だったのかそれとも、紐無しバンジーなのか、、、。



15日Mon.

戦歿者を追悼し平和を祈念する日

黙祷出来なかった。ちなみに、アメリカ的には、9月2日を対日戦勝記念日として「V-Jデー(Victory over Japan Day)」と呼んでいる。 国際的には、9月2日を終戦の日とする国が多い。



世界大学ランキング

中国版世界大学ランキング、2011年も米国勢が上位独占

【8月16日 AFP】上海交通大学(Shanghai Jiaotong University)が14日発表した2011年の世界大学ランキングで、
米ハーバード大学(Harvard University)が9年連続で首位となったほか、米国の大学が上位を独占した。
上位20位のうち、米国の大学は17校もランクインした。欧州からは、欧州の大学への偏見があると批判が出ている。

2位は米スタンフォード大(Stanford University)、3位は米マサチューセッツ工科大(Massachusetts Institute of Technology、MIT)。
4位は前年2位からランクダウンした米カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)がつけた。

Berkeleyは順位を落としたとのこと。でも世界4位か。すごいな。


  • UCLが20位!! -- INOUE 2011-08-19 (金) 04:45:59
  • (東北大学と比べると)思えばずいぶん遠いところまで着たものだ -- チノネ 2011-08-19 (金) 13:58:53

14日Sun.

雑感

いつのまにか一ヶ月が経ってしまっていた。 この一ヶ月で、

  • 生活の基盤を整えることが出来た
  • 最低限の仕事はしている
    • もっとまじめにやって、ばしばしアピールしなければならない
    • 生活リズムが狂い始めている。早寝早起きで
  • こちらの生活にも慣れてきた
    • 食生活は最初から気にしていない、味に関しては、、、
    • 寧ろ気にしなさすぎて、""大きく""ならないかと不安である
    • 良くいく雑貨屋、中華料理やのおじさんに顔を覚えられた。「hey, my friend !」by 雑貨屋のおじさん
    • シカゴのときの様に「後何日で帰国」とかは考えることは無い

慣れる為の一ヶ月はもう終わり。 次はこちらでの生活の「quality of life」をいかにして挙げていくのか。 やはり、土日はどこかに繰り出して(サンフランシスコに行ったり、Jazz barにいったり、ナパに行ってみたり、お買い物したり!?)豊かな生活を送るべきである。

、、、、

と言っているこの日曜日は、結局家で一日を過ごしたのであった。


  • おひさ。quality of life? 研究の充実なくしてそんなもの存在しないぜ。研究しろ、研究(笑) -- コマツ 2011-08-18 (木) 20:54:19
  • お久しぶりです。いやぁ、独り身は寂しい訳ですよ。「先輩」方が、奥様と充実した海外研究生活を送っておられるのを伺うに。 -- チノネ 2011-08-19 (金) 13:53:29

SPAM, SPAM, SPAM

DSC02691.JPG


空飛ぶモンティ・パイソンのDVDどこかにないかな?



13日Sat.

もう一度IKEA

N野夫妻の援助により、再びIKEAへ。大きなものは買わなかったが、少しものが増えた:仲間も増えた!

DSC02727.JPG


Berkeley周りの散策

UCBを散策してみた。lab.の目の前にあって、いつもはあまり気にしないSather Towerに上る: WikiPedia.en:Sather Tower (a.k.a campanile)

DSC02692.JPGDSC02693.JPG
DSC02694.JPG

UCB関係者は、無料。実はエレベーターで登る。

DSC02695.JPG


DSC02696.JPG


DSC02699.JPG

キャンパス

DSC02706.JPG

この建物がlab.のある「Le Conte Hall」。

DSC02707.JPG


DSC02698.JPG

オークランド

DSC02700.JPG


DSC02701.JPG


DSC02704.JPG

うすぼんやりと、Golden Gate Bridgeが見える


DSC02709.JPGDSC02716.JPG
DSC02711.JPGDSC02712.JPG

DSC02720.JPG


DSC02718.JPG

大学の本部っぽい風格があるが、実際は何の建物だか分からない。

大学の南側にある「Telegraph Ave」は繁華街だが少し治安が悪い。 ヤバそうな人たちがうろうろ(ただのヒッピーらも知れないが。。。)。 そんな中、萌え萌えな本や発見:

DSC02717.JPG

いや「Moe's=萌えな(の)」と言いたかっただけです、、、。


DSC02723.JPG

私の住んでいる、North sideの繁華(?)街。南に比べると、圧倒的に店が少ない。

唯一のフードコートにある、Hotdog屋(topdog)に張ってあった壁紙:

DSC02721.JPG


what's michael



12日Fri.

Calzone

昼飯に食べたWikiPedia.en:Calzoneが重い・・・。



09日Tue.

今日は朝の7時から夜の22時迄、5つのミーティングに振り回された。

円高

手元にまとまった金額が手に入ったので、改めて米ドルに送金を計画中。 今や77円か、、、、

JPY_USD_lt.gif

今後も最高値を更新するかは分からないが、いい時期か?



08日Mon.

BICEP2 presentation @ LTD14

先週ドイツで行われていたLTD14では、多くの次世代CMB偏光観測計画の発表があった。 QUIETは勿論、POLARBEARも発表があったし、deLITE、SPTPOL、ACTPOL等の発表もあったそうだ。

その中で、興味深かったのは、BICEP2による発表である。 BICEP groupはBICEP1終了後、素早くBICEP2に移行し、2009年Nov.から現在まで継続して観測を行っている。 pixelの数は256である(512 sensors)。 array NETで既に16 uK s^0.5を実現しており、これはBICEP1の3-4倍ほど高感度である。 パワーにすると10倍以上になる。これで単純にrの1-sigmaを考えると0.30/10=0.03となり、 いよいよB-modeが見えてくる可能性がある。

BICEP2の発表の興味深い点は、 今まで取得したデータのマップを既に見せているということだ。 mapがあればClは掛けてしまう訳で、、、。当然、発表のプレゼンテーションには、現在はカンファレンスに参加した人しかアクセス出来ないが(私は又聞き)、 漏れてしまうと「面倒なこと」にならないのだろうか?*1 そんなことよりももっと気になることは、今の段階の結果を、見せてしまって問題ないのか?ということである。 dataのvalidationは既にすんでいるのだろうか? ものすごい高精度、高安定なデータが取得出来ている? もし「取り敢えずmap書いてみました。」のであるならば、ちょっと信じられない(ので、そんなことは無いのだろう)。 興味は尽きない。

さて、そのマップの詳細を見ると、BICEP2はBICEP1に比べて、

  • T mapは強度はもとより、パターン(空間分布)まで完全に一致
  • E mapは解像度が落としてある+まだノイズの寄与がある、と思えばほぼ一致(しているのではないかと思われるレベル)
  • B mapはノイズがきれいにスケールして落ちている

ことが分かる。E mapでちょっと疑問は残るが、うまくいっている印象を受ける。 果たして本当はどんな状況なのだろうか、謎はつきない。

感度の面からいえば、POLARBEARは全然うかうかしていられない。早急な観測開始が望まれる。



05日Fri.

ROOT + python = pyROOT

pyROOT + sqlite = "私が長い間求めていたもの"では無いだろうか?



04日Thu.

Beer at Jupiter

UCBのPBグループには、PDだか院生だか、学部生だか分からない方々が多い。 今日は、院生の中で1-2ヶ月以内にUCBを去る方々のお別れ会+PCF5のお祝いで、 やっぱりJupiterにやってきた:

DSC02687.JPG

平日なのに、座れないほど客がいる。 ここでは、いろんなビールが飲めるが、実はまだ私にあったビールに巡り会えていない。 まだまだ通いが足りないか(二回じゃね、、、)!

DSC02688.JPG


DSC02690.JPG

就職先の話だとか(Lyman Pageがどうだとか)、fellow shipでこうだとか(UCSDだとか)、 ニュートリノ実験良いよね(SKとかHyper-Kamiokande)とか。 解析のオーガナイズだけをやっている奴は気に食わないとか、南極は寒かったがチリはどうなんだ、とか。

飲み会なんで気にする必要は無いが、周りがうるさすぎて、隣じゃない英語はほとんど聞き取れない!。 ここにも大きな障害が、、、、。



03日Tue.

Sidelobe analysis for PB

私の今の仕事のメインは、PBでのSidelobe解析である。 やるべきことは、

  • Cedar Flat(CF)でのテスト観測からsidelobeの情報を引き出せるか
    • もしunexpectedなsidelobeが見えるようであれば、それをブロックするバッフルの設計に役に立つ。
  • Chileでの通常のCMB観測を行うだけで、十分sidelobeのmappingが出来るか、 ポインティングのシミュレーションデータを使い、調べる。
    • もし不十分であるならば、sidelobe様のspecial runを、観測時期の最初と最後に計画する、等の方法が考えらられる。

である。観測データの解析については、 ある程度解析されたデータをプロットする枠組みは、QUIETで開発したものを流用出来る。 一方で、PBのraw dataから扱いやすいじdataに持ってくる迄が大変。 さらに、CFでの観測は、文字通りテスト観測であったため、観測データには様々な不具合が含まれており、data qualityのチェックも必要となる。

「データを読む」やり方はもとより、流儀が違うとひしひしと感じる。


QUIETでは、データを見て解析する為の汎用ツールというものは存在しない。 一方、PBでは誰でも取り敢えずmapを書けるツールが存在する。

QUIETでは、最低限のライブラリ(データを読む、ポインティングモデルを適応させる)以外は、すべて時前で開発し、それで解析を行っていた。 汎用ツールは便利だが、結局はその目的に特化した(ある意味魔法がかかった)ツールを開発せざるを得ない。 解析者のすべきことは、自分の解析が一体何をやっているのかを明確にし、文章化することだ。 解析を理解していれば、「誰の書いたコードでも再現出来る」はずである。

PBの場合、QUIETよりも更に一歩踏み込んでいる。枠組み全体を提供している。 ある一連の解析コード群があり、汎用の「温度map-making」「偏光map-making」「map-making on flat sky」等々である。 これらのコードを使えば、データの0次整約から、map-makingまで実行出来る。 これらのコードを適当に使い、改変、追加していくことで、自分の解析を行う。 そして、その自分のコードは、将来的に一連のコード群の一つになることが期待されている。 つまり、そのコードを使えば、誰でも結果を再現出来ることとなる。

前者は単純だが、車輪の再発見の恐れがある(ただし、最低限のものはライブラリで提供し、自分で開発するべきは、 自分の解析に依存する場所だけであることがほとんど)、 後者は解析の敷居を下げてくれているが、 コード群の維持に多大なマンパワーをさく必要がある、 コード群とはいっても、結局は全く独立なコードばかりを集めたものになってしまう可能性もある(例えば、 今のコード群は、ほとんどCFのデータにしか使えない。)。

私としては、今のところ慣れ親しんだ、前者が好きだ。



Eternal Inflation



01日Mon.

大学のエレベーターに乗っていたら、「今日はJuly 31stだよな?」と聞かれた。 私は答えた「1st. "August" 1stだ」。 相手曰く「なんてこった!」。何があったのだろうか?

それにしても、こっちにいるといきなり何か話しかけられることが多い。 少なくとも日本でエレベータに乗っていて、何の前振りもなく日付を聞かれたことは無い。 必ず「すみません、ちょっと伺っていいですか?」とかから始まるはず。




*1 これで論文を書いても、意味は無いとは重々承知だが、PLANCKの時の様に、「誰か」がやっても不思議ではない。